昭和34年(1959年)創刊の総合週刊誌「週刊文春」の紹介サイトです。最新号やバックナンバーから、いくつか記事を掲載していきます。各号の目次や定期購読のご案内も掲載しています。

2019/09/03

「かけそば」200円、「焼きそば」200円……とにかく安い

 さて、初めて「星川製麺 彩」に来た人は、きっとその外観の臨場感と、値段の安さ、そして女将さんのフレンドリー感に圧倒されると思う。

 店は製麺工場の外側にプレハブ増築したような造りで、道路に面している。ここで注文用紙に記入し前払いして、厨房横の飲食コーナーで待つ。あるいはそこが一杯なら、道路に面したテーブル、つまり青空の下で食べるというダイナミックな展開となるわけだ。

店は製麺工場の外側にプレハブ増築したような造りで、道路に面している

 壁一面に貼られたメニューをみて、またびっくりする。「かけそば・うどん」200円、「焼きそば・うどん」200円、「天ぷらそば・うどん」300円、「醤油ラーメン」300円、「麺増し2倍」80円、「麺増し3倍」160円。とにかく安いのだ。

そば・うどん・ラーメンとメニューは多彩でしかもすごく安い

 直近の人気メニューを女将さんにたずねると、「冷やし味噌」(450円)、冷奴を載せた「やっこさんそば」(400円)、「鶏セイロ田舎そば」(500円)とか。「醤油チャーシュー麺」(500円)もすごい量のチャーシューがのっていて人気のようだし、「焼きそば」(200円)も捨てがたい。

 早速、「鶏セイロ田舎そば」、「冷やし味噌」を注文書に記入し発注してみた。

注文用紙に記入し先払いするシステム

青空の下で麺を食らう喜び

 5分後、「あや元気の会」のメンバーでお店を手伝っているお姐さんが注文品を外のテーブルまで配膳してくれた。

道路沿いの特等席のテーブルで待つこと5分

「鶏セイロ田舎そば」は、細いそばではなく自家製麺した田舎そばを使用している。鶏モモ肉がゴロゴロ入り、焼き目が付いたネギもたくさん入った、程よい塩味のつけ汁はアツアツ。田舎そばも茹で上げでコシもしっかり、量も多く食べ応え十分。つけ汁との相性が非常によい。食べていると前をミキサー車やタクシーが通過していく。人も通るし、鳩も飛ぶ。何という醍醐味なんだろう。「青空の下で麺を食らう喜び」。

「鶏セイロ田舎そば」は自家製麺した田舎そばを使用。鶏モモ肉がゴロゴロ入る
青空の下で麺を食らう喜び。車も通過する