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3、9月期の個人タイトル

◆9月期 最優秀コラム賞

9月17日 「孤高のエースの10年間……引退表明・メッセンジャーは日本で何と戦ってきたのか」
阪神タイガース チャリコ遠藤

 今年引退を発表したメッセンジャー投手。記者1年目に入団してきた青い瞳の「エース」と共に歩んだ10年間。いつも側で見ていたチャリコ記者でなければ書けないとても素敵なお話でした。次点は同じく阪神・市川いずみさん「『その執念はどこから?』 阪神・糸原健斗のルーツを辿る旅」。本物のペナントよろしくシーズン終盤に阪神の勢いが増してきました。来季が楽しみですね。

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◆9月期 ベストゲーム賞

9月18日 広島(桝本壮志) 2460 ― 1397 横浜(高森勇旗)

 桝本さん渾身の「大瀬良大地と野球を愛して亡くなった先輩、中林士さんの物語」は、涙無くして読めない感動作。一方の高森さんは「いまベイスターズに立ちはだかる『壁』の正体 スラムダンクに学ぶ『断固たる決意』」とあたかも某死亡氏のような作風に筆到を変えて臨んだ一戦。HIT数こそ離れてしまいましたが、名勝負となりました。

 続いて個人タイトル3部門の5傑です。

◆9月期 首位打者

セ・リーグ打率5傑
1位 .301 オギリマサホ(広島)
2位 .256 西田直斗(阪神)
3位 .220 西澤千央 (横浜DeNA)
4位 .217 長谷川晶一(ヤクルト)
5位 .206 市川いずみ(阪神)

パ・リーグ打率5傑
1位 .409 上杉あずさ(ソフトバンク)
2位 .301 えのきどいちろう(日本ハム)
3位 .294 フモフモ編集長(埼玉西武)
4位 .261 青空百景(日本ハム)
5位 .248 斉藤こずゑ(日本ハム)

9月期の月間首位打者は
セ・リーグ オギリマサホ(広島)
パ・リーグ 上杉あずさ(ソフトバンク)

◆9月期 本塁打王

【セ・リーグ】
1位 3565HIT 長谷川晶一(ヤクルト)「ありがとう、三輪ちゃん! “泥臭い名脇役”三輪正義という男の記憶」(9/25)
2位 3516HIT 長谷川晶一(ヤクルト)「ヤクルトのセットアッパー、ハフを愛し、ハフに愛された青年の、ハフ愛の行方」(9/15)
3位 2992HIT 西澤千央(横浜DeNA)「ベイスターズ『2位』が決まったのに、どうしてモヤモヤするのだろう」(9/27)
4位 2987HIT ガル憎(広島)「丸佳浩移籍の“心の傷”が癒えない理由――あるカープファンの面倒な思い」(9/6)
5位 2604HIT 長谷川晶一(ヤクルト)「アンチの声とも勝負する29歳の“正捕手” ヤクルト・中村悠平は壁をぶち破れるか」(9/1)

【パ・リーグ】
1位 3218HIT 福浦和也(千葉ロッテ)「ロッテ・福浦和也『引退試合でこれだけはやろうと、決めていたこと』」(9/26)
2位 2449HIT 中島大輔(埼玉西武)「西武ザック・ニールはなぜ“優良外国人”へと変貌したのか?――日本とアメリカの“違い”を考える」(9/3)
3位 2419HIT フモフモ編集長(埼玉西武)「埼玉西武・若獅子リョウさんが身をもって教える『人生がときめく美しき戦力外の作法』」(9/13)
4位 2291HIT 斉藤こずゑ(日本ハム)「いつもがむしゃら、みんなに笑顔……ファイターズに杉谷拳士選手がいる幸せ」(9/21)
5位 1831HIT 斉藤こずゑ(日本ハム)「二岡智宏監督に会いに富山へ 野球好きの少年がそこにいた」(9/5)

9月期の本塁打王は
セ・リーグ 長谷川晶一(ヤクルト)
パ・リーグ 福浦和也(千葉ロッテ)

◆9月期 勝利数

【セ・リーグ】
1位 5勝0敗  長谷川晶一(ヤクルト)

【パ・リーグ】
1位 2勝0敗 斉藤こずゑ(日本ハム)
         中島大輔(埼玉西武)


 9月の個人タイトルは以上になります。受賞された皆さまおめでとうございます。

4、年間個人タイトル

◆年間タイトル

セ・リーグ首位打者 長谷川晶一(ヤクルト)2年ぶり2度目
パ・リーグ首位打者 斉藤こずゑ(日本ハム)2年連続2回目
セ・リーグ本塁打王 西澤千央(横浜DeNA)初受賞
パ・リーグ本塁打王 木村幹(オリックス)初受賞
セ・リーグ勝利数 長谷川晶一(ヤクルト)初受賞
パ・リーグ勝利数 えのきどいちろう(日本ハム)初受賞
         木村幹(オリックス)初受賞

◆通算打率(規定打席6)

セ・リーグ打率10傑
1位 .246 長谷川晶一(ヤクルト)
2位 .197 西澤千央(横浜DeNA)
3位 .181 チャリコ遠藤(阪神)
4位 .173 黒田創(横浜DeNA)
5位 .171 オギリマサホ(広島)
6位 .159 坂上俊次(広島)
7位 .134 大山くまお(中日)
8位 .127 高森勇旗(横浜DeNA)
9位 .120 ガル憎(広島)
10位 .118 桝本壮志(広島)

パ・リーグ打率10傑
1位 .281 斉藤こずゑ(日本ハム)
2位 .241 青空百景(日本ハム)
3位 .220 田尻耕太郎(ソフトバンク)
4位 .214 えのきどいちろう(日本ハム)
5位 .208 フモフモ編集長(埼玉西武)
6位 .188 上杉あずさ(ソフトバンク)
7位 .183 河内一朗(東北楽天)
8位 .162 DOMI(オリックス)
9位 .151 上岡真里江(埼玉西武)
10位 .147 木村幹(オリックス)

◆通算本塁打

【セ・リーグ】
1位 4492HIT 西澤千央(横浜DeNA)「『昇太、元気にしてますか。お母さん、最近思うんです』――ベイスターズ・今永昇太選手への手紙」(3/29)
2位 3565HIT 長谷川晶一(ヤクルト)「ありがとう、三輪ちゃん! “泥臭い名脇役”三輪正義という男の記憶」(9/25)
3位 3516HIT 長谷川晶一(ヤクルト)「ヤクルトのセットアッパー、ハフを愛し、ハフに愛された青年の、ハフ愛の行方」(9/15)
4位 3258HIT ガル憎(広島)「4月が来ると思い出す、一生懸命に生きた木村拓也の物語」(4/11)
5位 3154HIT 長谷川晶一(ヤクルト)「『本当にそれでいいのか?』 元スワローズ・今浪隆博が、迷える廣岡大志に伝えたいこと」(8/11)

【パ・リーグ】
1位 4766HIT 木村幹(オリックス)「関西人は全員阪神ファンだと決めつけられるなか、オリックスファンはどう生きるか問題」(6/15)
2位 3843HIT コウタ(埼玉西武)「カミングアウトしたデストラーデの元通訳が語る、あの頃のライオンズと私」(7/9)
3位 3690HIT えのきどいちろう(日本ハム)「『ヨシオカ、あの試合最高だったな』……大事なファイターズ応援仲間へ、別れの言葉」(6/11)
4位 3623HIT フモフモ編集長(埼玉西武)「ライオンズファンを二分する『1番・金子侑司を我慢できるか問題』について」(5/10)
5位 3428HIT 鈴木大地(千葉ロッテ)「開幕ベンチスタートからオールスター出場 ロッテ・鈴木大地が明かす『思い出深いあの試合』」(7/17)

◆通算勝利数

【セ・リーグ】
1位 23勝3敗  長谷川晶一(ヤクルト)
2位 6勝2敗 若狭敬一(中日)
       西澤千央(横浜DeNA)
4位 4勝1敗 ガル憎(広島)
   4勝2敗 桝本壮志(広島)  
   4勝3敗 オギリマサホ(広島)
        西田直斗(阪神)
8位 3勝3敗 市川いずみ(阪神)
    3勝6敗 チャリコ遠藤(阪神)
10位 2勝3敗  高森勇旗(横浜DeNA)
   2勝4敗 黒田創(横浜DeNA)
   2勝5敗 大山くまお(中日)
   2勝6敗 カルロス矢吹(中日)

【パ・リーグ】
1位 8勝2敗 えのきどいちろう(日本ハム)
   8勝4敗 木村幹(オリックス)
3位 7勝1敗 斉藤こずゑ(日本ハム)
         中島大輔(埼玉西武)
5位 6勝0敗 上杉あずさ(ソフトバンク)
   6勝1敗 加藤淳也(ソフトバンク)
7位 5勝1敗 フモフモ編集長(埼玉西武) 
   5勝4敗 田尻耕太郎(ソフトバンク)
   5勝7敗 河内一朗(東北楽天)
10位 4勝2敗 青空百景(日本ハム)
   4勝16敗 梶原紀章(千葉ロッテ)

 MVP(年間最優秀コラム)、CS・日本シリーズ最優秀コラム、新人王などは12月27日の文春野球AWARDS2019で発表させていただきます。