長谷部区長も毎年2、3着購入
「ありがたいご縁なんですが、渋谷の地域資源はものすごく豊富なんです。こうした渋谷区に本社を持つ有力企業や大学と組まない手はないと思うんですよ。例えばLINEと組んで、子どもの年齢やお住まいの地域に合わせて予防接種や健診情報をお届けする子育てサービスも行っています。自治体が一から自前でシステムを作るのは大変ですが、企業のリソースを活かせば導入も容易ですし、区民もLINE登録すればいいだけ。簡単なんです」
Tシャツとポロシャツは、区立保育園で働く保育士さんをはじめ、区の職員なら誰でも購入可。長谷部区長も毎年2、3着購入し、TPOに合わせて着用しているという。
「ビームスが“公務員にふさわしいクールビズ”について職員向け説明会を開いてくれたんですが、たくさんの職員が参加しました。僕も『ロールアップしたほうがいいのかな?』なんて考えたり(笑)」
渋谷区をお洒落に、という発想は、長谷部区長が原宿生まれ原宿育ちという点に起因するのだろうか。
「お洒落を頑張ってる感じでもなかったですけど、アメカジ、渋カジ世代です。『ポパイ』を読んで渋谷や代官山に行って、ビームスなら家の近くの原宿店に行くことが多かったかな」
わが街、渋谷を知り尽くす長谷部区長の、遊び心と機能性が両立したクールビズ。ぜひ一般販売もお願いします。