「『ウルトラマンオーブ』の夢野ナオミ役は、朝ドラ『ごちそうさん』で演じた主人公の娘・ふ久(く)とは違う感覚でした。普通のドラマであれば、観ている方も作品の中の存在だと分かっていますよね。でもウルトラマンのようなヒーロー物の場合、子供達にとってナオミは“実在”していて、初恋の人にだってなるかもしれません。だからこの役をいただいたときから、子供達の『ナオミ像』を壊さず、憧れを持たれるよう、普段の行動にも気をつけています。ここまで壊せないイメージの役はいままでありません(笑)」
そう話すのは松浦雅さん。3月11日より全国公開される『劇場版 ウルトラマンオーブ 絆の力、おかりします!』は、昨年末に最終回を迎えたTVシリーズ『ウルトラマンオーブ』の劇場版作品。松浦さんは世界中の怪奇現象を調査・追跡するウェブサイト「SSP」を運営する代表の夢野ナオミを演じる。
猪突猛進ながらも、ウルトラマンオーブに本来の力を取り戻させる重要な役回りだったナオミの存在感は、劇場版でも変わっていない。
「劇場版で登場するウルトラマンエックスと、ウルトラマンオーブを繋ぐきっかけをSSPがつくることになります。TVでは怪奇現象の調査・追跡が多かったのですが、今回はSSPのメンバーが開発したボディースーツを着て、ウルトラマンオーブとなるクレナイガイを助けるために宇宙人と闘う場面も、少しだけあります(笑)。地球の未来を守る、スケールの大きな物語になっていますよ」
『劇場版 ウルトラマンオーブ 絆の力、おかりします!』
3月11日全国ロードショー
http://m-78.jp/orb/movie/