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暖まる300円「アツアツ」のそば
あった。「あつもり」(300円)という文字が目に入った。いかにも冬らしいメニューである。そばの香りと味を嗜む方におすすめだという。そこで、追加で更科そばで「あつもり」を注文してみた。
そしてそれがまた大変ユニークだった。つけ汁はかけそばで使うのと同じ温かいつゆをお椀に入れたものだ。つゆもそばも温かいタイプだという。老舗のそば屋で食べたあつもりは、麺は温かく、つけ汁は冷たい辛汁(もりつゆ)だった。「雪国」のタイプはいわゆる「アツアツ」というやつである。
登場した湯気の上がる温かいそばを、同じく湯気の上がるかけつゆにつけてすすると、そばの香りがふわっと広がった。これは暖まる。同時につゆの芳醇さが広がっていく。