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ポイント1:過酷であればあるほど楽しい 

 物事を突き詰めると何事も苛酷になるもので、海外旅行オタクもその点は同様だ。海外旅行を突き詰めていくと、パスポートスタンプラリー派、僻地派、海外鉄派、絶景撮影派、スポーツ派など、辿り着く先はどれも過酷だ。最初の冬キャンプで過酷で楽しい遊びであることを知ってしまった私は、冬キャンプを何度か繰り返した後、さらに過酷な山キャンプにうっかり足を踏み入れてしまった。 

風雨の中でテントを張るのもやっとだった木曽駒ケ岳の頂上山荘キャンプ場。もちろん、なでしこオススメの駒ヶ根名物ソースかつ丼は美味しくいただいた。

ポイント2:旅行でも使いまわせる魅力的なキャンプ道具 

 キャンプ界隈はお洒落な商品が多すぎる。いまだにヒッピースタイル、よくて山ガール止まりの海外旅行界隈とは比べものにならないお洒落さだ。頻繁に海外旅行をしている身としては「旅行でも使えるし」と言い訳できてしまい、物欲に歯止めが利かなくなる。実際LEDランタンやウルトラライトバックパック、メスティンは海外旅行先でも重宝しており、2つの趣味で併用できることはありがたい。 

米が美味しく炊けることで売り切れ続出のメスティン(はんごう)。物価が高い国には自炊用に持ち込んでいる。

ポイント3:ここをキャンプ地とする!  

 海外旅行オタクなら誰もが知っているテレビ番組『水曜どうでしょう』の名セリフ「ここをキャンプ地とする!」をリアルに宣言できる魅力には抗えない。水曜どうでしょうは海外旅行の心理的ハードルを著しく下げた神番組で、この番組の影響で海外旅行に目覚めた人もいるだろう。 

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 ちなみにゆるキャン△と水曜どうでしょうは切っても切り離せない関係だ。なでしこの姉の桜は水曜どうでしょうのDVDを全巻持っているほどのファンであり、また2019年10月に札幌で開催された水曜どうでしょう祭ではゆるキャン△と様々なコラボ展開もした。 

水曜どうでしょう×ゆるキャン△コラボグッズは当然買った。