令和初となった第70回NHK紅白歌合戦。52組のアーティストたちによる年末恒例の祭典は、3年続けて白組の勝利で幕を閉じました。

 トリを含む見せ場の多い第2部(21時~)の平均視聴率(関東地区)は37.3%と、1989年の2部制開始以降最低になったものの、Foorinの「パプリカ」にはじまり、AKB48の多国籍出演、初出場の竹内まりやと賑やかなステージが続きました。その後も、ラグビー日本代表に送った松任谷由実の「ノーサイド」、ド派手な「限界突破」パフォーマンスの氷川きよしと、紅白トリのMISIA、嵐に至るまで、まさに2019年の総決算となりました。

氷川きよし ©文藝春秋

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 そんな今回の紅白歌合戦、読者が「一番よかったと思う歌手」は誰なのでしょうか。今回のアンケートは、2019年12月31日から2020年1月5日までという短い投票期間にもかかわらず、17歳から88歳までの幅広い年齢層から総投票数3335票(男性約58%、女性約42%)が集まりました。さっそく上位20組の順位を見ていきましょう。