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 同じく『3年A組』に出演していた大原優乃は、ボーカル&ダンスユニットのDream5の活動終了後、俳優業とあわせてグラビアアイドルとしても活躍中だ。1月9日、東京の東郷神社で行なわれた「エイベックス・マネジメント 新春 晴れ着撮影会」に出席した大原は、取材陣に対し、年末年始に友人と旅行に行き「梅酒で乾杯した」ものの、「1杯でギリギリですね」と打ち明けた。撮影会にはまた、同じく今年成人式を迎える俳優で、グラビアでも大原と人気を二分する浅川梨奈も出席している。このとき浅川が「大人の女性として身が引き締まる思いだなと、色気とかも出していけたら……」と抱負を述べたところ、「もう十分!」とまわりのメンバーからツッコまれたとか(※2)。

1999年10月8日生まれの大原優乃。エイベックス・マネジメント所属。元Dream5のメンバー ©AFLO

 もうひとり、『3年A組』出演者からピックアップすれば、富田望生は昨年、朝ドラ『なつぞら』で主演の広瀬すずの高校の同級生役で出演(広瀬とは映画『SUNNY 強い気持ち・強い愛』でも共演)したほか、『妄想エレベーター』(読売テレビ・日本テレビ系)、『ブスの瞳に恋してる2019 The Voice』(フジテレビオンデマンド配信)と主演ドラマもあいついで放送・配信されるなど、個性派女優として一躍注目された1年となった。富田の俳優としての本格的なデビュー作は、いまから5年前、2015年に公開された映画『ソロモンの偽証』である。この映画では、同い年の藤野涼子、清水尋也、森田想らと共演した。

千葉真一の息子も新成人

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『ソロモンの偽証』で主演を務め、役名をそのまま芸名とした藤野涼子は、デビュー以来、演技力に定評がある。昨年もドラマ『腐女子、うっかりゲイに告る。』(NHK)でゲイの同級生に恋をする女子高校生を演じ、話題を呼んだ。ローカルドラマだが、『名古屋行き最終列車2019』(名古屋テレビ)で、秘密を抱えながらバイトをいくつも掛け持ちする女性を演じていたのも印象深い。舞台でも、昨年秋より各地で公演中の『私たちは何も知らない』では明治~大正期の婦人運動家・アナーキストの伊藤野枝という難しい役どころをこなし、5月から公演される『佐渡島他吉の生涯』への出演も決まっている。

朝ドラ『ひよっこ』(2017年)でみね子(有村架純)の同期で乙女寮の同室・豊子役を演じた藤野涼子 ©AFLO