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心折れる事なく我慢強く戦ってほしい

 当たり前の事だが投打が噛み合えば4月の成績、噛み合わなければ5月の成績となってしまう。また「打線は水物」と昔から言われる通り好調不調の波が激しいのはむしろ打線の方である。致し方ない所であるのは重々承知のうえで、せめて相手投手に「QS」を達成させないような試合展開を野手陣に期待したい。打線は打順のテコ入れや代打のタイミングなど、ふとしたきっかけで大きく変化する事が多々ある。また、怪我からの復帰やルーキーの台頭など明るい材料も探しやすいと思うのだ。

 そう考えると、Bs投手陣は苦しいながらも粘り強く好投を続けていると言えるのではないだろうか。それが何よりの「浮上の根拠」であると自分は考えるのだが。

 投手陣がきちんと試合を作れている限り、打線は必ず再度上を向く。苦しい展開に苛立つ日々も多いだろうが、今は心折れる事なく我慢強く戦ってほしい。「交流戦から巻き返そう!」自分は心からそう信じている。

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