借金まみれ弁護士マン
彼は新米の弁護士で、弁護士歴は1年ちょい。弁護士になるまでの奨学金2000万円ほどの返済に追われ、毎月6万円ずつ返済しているという。
さらに、彼の担当している業務が「破産処理」なのがウケた。破産相談しにくる人のほとんどが自分よりも借金が少ないらしい。ウケすぎる。
基本的に、借金300万円からは自己破産するのが割に合うらしい。ちなみに、破産は「7年経つともう1回できる」というのはソシャゲの体力みたいですごい。
彼の給料はだいたい40万円ほど。事務所に雇用されるような形ではあるものの、扱いは個人事業主になっている。
なんとなく「弁護士は儲かる! 弁護士になれば将来安泰!」みたいな古いイメージがあるが、実際のところは「70歳の爺ちゃんが現役バリバリ」「80歳になっても辞めない」「なのに毎年1500人の新人が増える」という構造になっていて、どう考えても先細りする業界。めちゃくちゃ野蛮な国家になって、めちゃくちゃ事件が増えないかぎり、儲かる弁護士は増えない。かなしい現実。
彼自身は奨学金地獄にハマっているものの、他の弁護士は「親に学費を払ってもらって」資格を得ているので、稼ぎは普通にいい。最低ラインでも月40万円ほどは入ってくる。これから数年ほどは食うのに困ることはないとは思うが、ある程度のラインで軸足を入れ替えないと、家庭を養ったりするのには苦労しそうだと思った。
何もしないで月50万円稼ぐウーマン
一方、肉体関係なしで月50万円を貢がれる真・パパ活ウーマン。
彼女は毎月50万円ほどを富豪に貢がれている。セックスはなしで、手を繋いだことすらもないとか。富豪は40代で、4桁億円の資産を保有している、上場企業の偉い人らしい。当月のクレジットカードの使用分を富豪に報告すると「●●財団」の名義で振り込まれてくる仕組みだという。パワーがある。
月50万円は高額に聞こえるが、これほどの富豪からすれば「ネットフリックス」くらいの感じで契約しているのかもしれない。もっと安いか。
「毎日LINE+月に1度ランチ」をするのが主な業務内容。LINEを見せてもらったが、何の中身もない、ほとんどスタンプのやり取りだった。一体どんな業務なんだ。
富豪とは数年の付き合いらしいが、少し前にやらかしが発生したそう。富豪は複数の女の子と同じような関係を持っているようで、その女の子同士は「大奥」みたいな感じで仲良くしているそうだった。
その大奥だけのLINEグループがあり、彼女は「大奥だけのグループ」に送ろうとしたコメントを富豪に誤送信してしまい、それから数か月は連絡が来なかったらしい。タクシー代をカモろうぜ、みたいな内容だったとか言っていた。ウケる。
「金持ち版ネットフリックス」は、身近な女の子の日記の閲覧権を月50万円で買うというところに落ち着くのだなあ、という学びがあった。