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「携帯のデータは全て消して、芸能関係の連絡も絶った」上原さくらが明かした30代「うつ闘病」の日々

上原さくらインタビュー#2

source : 週刊文春デジタル

genre : エンタメ, 芸能, ライフスタイル, ヘルス

note

告白された男の子と卒業後に再会

――大学で恋愛はありましたか?

上原 学生から告白されたこともありました(笑)。ただ、大学にいるとき、大学生とは絶対そういう風にしちゃいけないと思っていました。彼らはおそらく、年上のお姉さんっていうか、ちょっと年上のおばさんに遊んでもらいたい、っていうのがあったのかもしれませんが、笑い飛ばす勢いで断りました。「卒業してからまた誘って」みたいな感じで。

©文藝春秋

 そしたら本当に、その男の子が卒業後、働いたお金でご飯をご馳走してくれました。断ってからは、恋愛相談とかにのってたんです。結局私がそうやって笑い飛ばせば、他の子と恋愛する訳です。恋愛相談にのりながら、「こうじゃないかな」「あーじゃないかな」って話しながら、「まあ、私に聞いてもしょうがないけどね。私何回も失敗してるし」みたいな(笑)。

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 それで卒業後、『あのときはありがとう』って感じで奢ってくれて、本当に感動しました。最初は子供扱いしていたけど、一緒に学んでいくと同志ですね。尊敬する部分を持ってる人もたくさんいました。

――今後はどんな活動をしていきたいですか? テレビには出たいですか?

上原 全然出たくないです。向いてない。もともとすごい緊張するタイプですし。自分が言ったことに賛否両論があるのは当たり前なのに、その批判について自分で耳にするのはとっても苦手なんです。だから目立ったことをしたくない。

©文藝春秋

 私は、ずっと文章を書くことが好きだったので、ブログなどを書くことで何かを発信したい。子育てママさんの勉強会を取材したり、小さなお子さんを育てながらキャリアアップしようとしているお母さん方にインタビュアーとして取材したり、そんなお仕事がしたい。

 あとは40代のうちに大学院に行けたらいいですね、気持ちが冷めないうちにもっと勉強したいので。ただ今はお金もないので貯めつつですけどね。

その他の写真はこちらよりぜひご覧ください。

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