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くるぶしが露出するソックスを履くのは避けたほうがいい
子どもの“成長”に関連して、戸田医師が警鐘を鳴らすのが「ソックス」の選び方。最近はショートやベリーショートなどの、“くるぶしの見えるソックス”を履いている子どもが増えているが、これは避けてほしいと呼びかける。
「骨は“くるぶし”で成長しています。くるぶしは構造上皮下脂肪が少なく、皮膚の下にすぐに血管があるので、冷えが直接成長軟骨にダメージを及ぼしてしまう。20歳を過ぎて成長が止まってからなら大きな問題はないけれど、子どもや成長期のうちはくるぶしが露出するソックスを履くのは避けたほうがいい」
他にも、(1)の腕を真上に挙げられない子どもなら、顔の前で両手首と肘をくっつけた状態にして、肘があごより上になるようにするストレッチ、(2)の手首の運動が弱い子どもなら、肘を伸ばしたまま、反対側の手で指先を持ち手首を上下に動かすストレッチをするなどが有効だというので試してほしい。
もちろん、子どもにやらせる以上は親が手本を示す必要がある。事前の予行演習は不可欠だ。
どうです。かかとを床に付けたまましゃがめますか?
えらそうにこの記事を書いている記者は、しゃがめません。