中国で新型コロナウイルスの流行が報じられた1月末以来、
マスクの予防効果は限定的だという話もあるが、他人のくしゃみや咳による唾液の飛沫から自分を守れる効果は無視できない。顔が覆われることですこしでもウイルスに肌をさらさずに済むし、汚れた手で無意識に自分の鼻や口に触れる行為も防げる。
ゆえに現在1ヶ月以上も続いている極度のマスク不足は深刻な問題だ。未知のウイルスへの不安も相まって、市民の強い不満に結びつきつつあると言っていい。また、マスクと同様にアルコール消毒液の不足も深刻である。
「日本とはガラッと異なる」香港のマスク事情とは?
いっぽう、中国と陸路境界(事実上の国境)を接して1月なかばから感染者発生に見舞われつつも、マスクをめぐる状況が日本とはガラッと異なるのが香港だ。今回の記事では、2月25日現在の香港の仰天マスク事情をご紹介しよう。