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「家事をやりません!」パートナーとの関係修復のために、あえて“突き放す”作戦に出ると……

『すべての夫婦には問題があり、すべての問題には解決策がある』より #2

2020/05/07

 保険は事実婚でも受取人になれるタイプがあるにはありますが、選択肢が狭まったり、あとは「家族割」的なものを使えないのもデメリットかもしれません。とはいえ、なんだかんだ周囲からの圧が一番のデメリットだろうなあと感じます。いちいち「なぜ事実婚なのか」という理由を話さなきゃいけないし、誰に迷惑をかけてるわけでもないのに理解を得ていかなきゃいけない感じで…。

ヨウイチ「いまだに先輩には怒られますね。『ケジメなんだから』『そういうものなんだから』って」

「ケジメだ、そういうもんだ」ってのはその人の価値観であって、他人にぶつけていいものではない。ですが、人ってこういうことを言いがちなんですよね。知らないから。事実婚について何も知らないから、そういう人に不安を感じてしまうという。

 自分が知らないものを勉強しようともせずに「ダメ」って言い出したとき、人は“老害化”するものですね。

夫を変えた「家事しません」宣言

©iStock.com

 おふたりへのインタビューはテレビ通話でおこなっていたのですが、チラチラと画面に映り込むモコモコの柴犬に悶えてしまいました……。

ヨウイチ「僕、最近ようやく犬が可愛いと思えてきたんですよ」

マユ「1年半飼ってようやく……」

 ふたりのルールにも「犬を大事にする」という項目を挙げてくれていました。しかし、なぜ今になって?

マユ「最近になって夫が自主的にお世話をしだしたからだと思います。その前は夫のことで大ゲンカしたこともありました。『お前が勝手に飼ってきたんだから散歩はお前が行け』みたいなことを言われて」

ヨウイチ「記憶にない……」

 うっ、「記憶にない」は困りますね。それだと話す前提が成り立たない!

ヨウイチ「『記憶にない』って結構言ってたみたいです。最近はあんまり言わなくなってるみたいですけど」

マユ「確かに、最近になって夫の態度がかなり変わってきました」