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「家事をやりません!」パートナーとの関係修復のために、あえて“突き放す”作戦に出ると……

『すべての夫婦には問題があり、すべての問題には解決策がある』より #2

2020/05/07

夫の態度が変わった理由とは?

 先ほどからキーワードになっているのが「最近」。犬を愛し始め、態度も変わり……事実婚から丸5年、何があったのか?

マユ「私が転職する際に『今までほどは家事をやりません!』と夫に宣言したんです。私は前職を辞め、その後しばらく休職期間があったのですが、その間もそれ以前も家事はほぽ私がやっていました。ですが、宣言後には夫も私も家事をやらないせいで家の中が荒れ果てまして(笑)。でも、意地になって2か月ほど放置し続けたところ、ようやく夫が家事をしてくれるようになりました」

ヨウイチ「家が腐敗していくさまが僕にもわかったので……。そこで『妻にばかり任せるのはおかしい』とやっと気が付きました」

 強いエピソードをいただきました。夫がやるまで家事をやらない!と決めても、1~2日で汚さに耐えかねてやってしまう人が多いと思うんですよ。でも、マユさんは夫が改応して家事を手伝うようになるまで、根気強く待ったわけです。

ヨウイチ「まず、水回りがドロドロだったので水回りの掃除から始めました。それからは何かを取るついでに机を拭いたりとか、洗濯物を取り込んだついでに洗面台を拭くとか、ついでに、いろいろとできるんじゃないかと思うようになってきて……。それを続けていくと、家事が気持ちよくなってきたんですよね」

 家事が気持ちいい! ものすごい変化!

©扶桑社

マユ「夫が家事を手伝ってくれるようになってから、どういうわけか夫からの愛情を感じることが増えました。最近はお互いがリビングにいる時間も増えてますね」

ヨウイチ「これまでは『家事をやってもらっている』という罪悪感がずっとあったので、小言を言われないよう逃げていた部分があったかもしれないです。家事の大変さがわかって妻への感謝の気持ちが増しましたし、それに『このままでは俺が捨てられるかも』とう恐怖も感じ始めて……。そんな危機感も相まって、徐々に変化していった感じです」