昭和34年(1959年)創刊の総合週刊誌「週刊文春」の紹介サイトです。最新号やバックナンバーから、いくつか記事を掲載していきます。各号の目次や定期購読のご案内も掲載しています。

キンプリが意識するあのグループ

 事務所の大きな期待を背負うKing&Princeだが、意識しているグループがあるという。それが2020年1月にデビューしたSnow ManとSixTONESだ。彼らの躍進に、平野が焦りを口にしているというのだ。

「King&PrinceはジャニーズJr.時代から将来を約束された、いわばエリートグループです。しかし、ここへきて焦りが出てきた。平野紫耀くんは『SixTONESがデビューするなら、僕らは早くドーム公演をしたい』とKing&Princeのメンバーにボヤいていたこともある」(同前)

 King&Princeが意識するSixTONESは、2020年1月22日にSnow Manと共に両グループの曲が入った、ジャケットデザインの違う複数のシングルCDを発売。ジャニーズ初の同時デビューを果たした。2月3日付のオリコン・シングルランキングでは、それらを合わせて初週132.8万枚の売り上げを記録した。

SixTONESデビューシングル『Imitation Rain  』
Snow Manデビューシングル『D.D.』

「一部では『2組の合算での記録はズルいんじゃないか』という声もありましたが、それでもデビューシングルでミリオン達成は大成功です。2月3日付の週間シングルセールスチャート“Billboard JAPAN Top Singles Sales”では、SixTONESが77.6万枚、Snow Manが75.2万枚を売り上げていて、この記録はデビューシングル初週売り上げ歴代1位。

 King&Princeのデビューシングル売り上げよりもそれぞれ約20万枚も多いですから。もちろん『スペシャルイベント+ハイタッチ会』という特典がついていた影響もありますが、音楽不況のなか物凄い数字ですよ」(レコード会社関係者)

滝沢社長初プロデュースのSixTONESとSnow Man

 順風満帆の船出となったSixTONESとSnow Manだが、デビューまでは苦難の道のりを歩んできた。

左から「SixTONES」京本大我、「Snow Man」深澤辰哉、阿部亮平 ©文藝春秋

「2018年の“ジャニーズJr.契約書問題”が話題に挙がった頃、当時Jr.だったSixTONESやSnow Manは事務所スタッフから『デビューはできないよ』と言われていた。しかし、その流れを変えたのが滝沢秀明社長です。滝沢社長はジャニーズアイランド社の社長に就任してすぐに動き出し、彼の手腕で2組のデビューに漕ぎつけた」(事務所関係者)

 カリスマプロデュ―サーだったジャニー喜多川氏が亡くなった後にデビューしたSixTONESとSnow Manに、テレビ局関係者は「期待していなかった」と本音を語る。

「ジャニーズはジャニーさんの審美眼とプロデュース能力でここまで大きくなった事務所ですから。ジャニーさんの手を介していないグループには正直、King&Princeほどの期待はしていませんでした。しかし、その予想がいい意味で裏切られた。