先の日曜日、5月17日にフジテレビ系で放送された『ボクらの時代』では、オアシズの大久保佳代子と光浦靖子に、いとうあさこを加えた女性芸人3人がリモート出演して、トークを繰り広げた。
このとき、光浦だけは自宅ではなく、妹夫婦の家からの出演だった。じつは彼女は、この4月からカナダに留学する予定で、住んでいた
小学校からの“幼なじみ”大久保佳代子とテレビに出るまで
その光浦は1971年5月20日生まれ。きょうが49歳の誕生日である。相方の大久保はその8日前の5月12日、同じく愛知県田原町(現・田原市)に生まれている。2人は小学校から高校まで一緒で、気の合う女子どうし何人かで集まっては遊ぶ仲だった。高校時代、2人のいるグループは教師から怒られてばかりだったが、そのたびに仲間内で笑いのネタにしては楽しんでいたという(※1)。
高校卒業後、光浦は東京外国語大に入学すると、千葉大に進んだ大久保を誘って早稲田大学の寄席演芸研究会に入った。大学3年だった1992年にはオアシズ(当初はオアCズ)を結成。このままずるずるやっていたら就職できなくなると思い、一
そこへさらにチャンスが訪れる。ライブを観に来たフジテレビのディレクターに声をかけられ、深夜の新人発掘番組『新しい波』に出演することになったのだ。もっとも、光浦があとで知ったところによれば、もともとキャスティングされていた別の女性コンビが解散したため急遽、代役を見つけねばならず、そこで自分たちに声がかかったらしい(※3)。