【9位 ドカベン(水島新司・週刊少年チャンピオン) 65点】
神奈川県の明訓高校野球部に所属する主人公の「ドカベン」こと山田太郎と、その仲間たちによる高校野球での活躍を描く。掲載期間は1972年から1981年。
「野球のルールもドカベンで覚えました」(49・女性)
「野球を甲子園からこれほど丁寧に描ききった作品はないと思います。スポーツ漫画の傑作!」(57・男性)
【8位 巨人の星(原作:梶原一騎 作画:川崎のぼる・週刊少年マガジン) 77点】
巨人軍の三塁手だった父に、小さい頃から野球の英才教育をされてきた主人公・星飛雄馬を描く野球漫画。掲載期間は1966年から1971年。
「不朽の名作であり、忘れようがなく心の奥底に刻まれています」(69・男性)
「従来の少年漫画の常識を塗り替えた画期的な作品。評価は分かれるでしょうが、時代を変えた作品だと思う」(66・男性)
注目された『鬼滅の刃』は7位でランクイン。中高年がハマる理由とはなんだろうか。掲載期間は2016年から2020年5月。
【7位 鬼滅の刃(吾峠呼世晴・週刊少年ジャンプ) 92点】
「主人公の炭治郎をはじめ、周りのキャラクターも個性的なので見ていて飽きない」(47・男性)
「児童館で働いています。子どもたちが毎日のように主題歌を歌ったり、キャラクターの絵を描いたりしていて、『そんなに面白いの?』と不思議に思っていました。試しにアニメを見てみたら、第1話から面白すぎてどハマり。3日で完走しました! その後、漫画も全巻購入し、毎日『鬼滅の刃』を見ています」(21・女性)
「鬼殺隊だけでなく敵側の鬼にも悲しい過去があることを丁寧に描いているので、物語に深みがある」(64・女性)
「勧められて読みましたが、子供と一緒にどハマりしました。優しさ、潔さ、正義、みたいなものが押しつけでなく描かれていて、いつも感動します。子供達にも安心して読ませられる」(47・女性)
「家族を殺して妹を鬼にした鬼を絶滅させ、妹を人間に戻すために辛い修行と死闘を繰り広げる炭治郎の姿に心打たれない人なんていますか?」(48・女性)
では、大ヒットの『鬼滅の刃』を超えた6作品を振り返る。