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2019年M-1・全員インタビュー なぜ“神回”になったか

2020/08/23

桒山 巨人さんには、今年もなんとかお願いしたいと思っているんですけどね。先月もお願いに行ったんですがダメで……。でもOKが出るまで、何度でもオファーしに行きたいなと思っています。あのキャリアで、しかも今も現役バリバリで劇場の老若男女を沸かせてらっしゃる、という方は他にいらっしゃいませんから。いろんな意見があるとは思いますが、昨年の7人の審査員が今のベストだと思っているので。

2020年大会はどうなりますか?

――今年はコロナの影響で開催の発表が昨年よりもだいぶ遅れましたが、それでも開催されることが決まりました。

桒山 各所の尽力があってなんとかしてここまでこぎつけました。先が読めない部分もありますが、対策には万全を期していますし、予選のステージも3回戦をなくして、少しでも感染リスクを減らす努力をしています。そのせいで、これまでは1回戦で5分の1まで絞られていたのですが、今年は一気に10分の1まで絞らないといけない。例年に比べると、1回戦のハードルが非常に高くなる。なので、アマチュアの方の型破りなネタとか、ほのぼのとしたネタとかは通りにくくなってしまう気がします。そこが少し残念なんですよね。

2020年大会の1回戦が始まっている。エントリーは8月31日締め切り

――1回戦は無観客ですが、2回戦以降は入れる方向で動いているんですよね。

桒山 そのときの状況次第ですけど、基本的には、「人数を制限して観客アリ」のつもりでいます。

――決勝もどれぐらい入れられるかまだわかりませんよね。

桒山 そうなんですよ。いつもはパンパンにしていたので。入れられるだけ入れていました。その方が笑いの波が起きやすいんですよ。

――去年、あれだけ盛り上がると、今年はちょっと怖くないですか。

©山元茂樹/文藝春秋

桒山 そうですね。でも、コロナ禍でエンタメ業界としても大きな影響を受けているところですから、M-1に真剣に取り組んでいる芸人さんのためにも、M-1を楽しみにまってくれている視聴者の皆さんのためにも、まずは決勝まで開催できれば、それだけでも大成功と言っていい気がします。

【初回】「ミルクボーイ駒場さんの号泣シーンで何十回も泣いてます」M-1総合演出が明かす神回の舞台裏 へ)

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