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大久保佳代子「恋愛においても日常においても人のアラ探しばかりする私って」――中野信子の人生相談

あなたのお悩み、脳が解決できるかも?

2020/10/25

source : 週刊文春WOMAN vol.3

genre : ライフ, 人生相談, ライフスタイル, 社会

 みなさまのお悩みに、脳科学者の中野信子さんがお答えします。

中野信子さん ©文藝春秋

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Q 恋愛においても日常においても人のアラ探しばかりする私って――48歳・シングル・大久保佳代子(タレント・オアシズ)からの相談

(年齢等は週刊文春WOMAN 2019夏号掲載時のまま)

 今年で48歳。身体の節々が痛くなってくるお年頃です。とはいえ、恋愛に関しては、まだまだ頑張りたいのですが、なかなか人を好きにならなくなってしまいました。30代の頃は、性欲も旺盛で夜の酒場に入り浸り、隙あらば恋愛したいと狩猟モードでしたが、今は仕事から直帰し、愛犬相手に晩酌というコースがもっぱら。

 性欲の減退は置いといて、相手に対し、どうしても妥協できないというか、悪いところばかりが目についてしまいがちで。私の理想は、まず私が初対面で相手にビビッときて好きになり、何とか振り向かせようと地道なアピールをした結果、上手くいき恋愛スタートという形です。

 しかしながら、もはや私がビビッとくる男性は大概、結婚しているか彼女がいるような人ばかりで。それなりに仕事もできてモテるタイプなんです。そうなると、私に勝算はありません。

大久保佳代子 ©文藝春秋

 でもたまに、こんな私にも「大久保さん、全然タイプですよ」と言ってくれる人もいて。うれしい限りなんですが、これがダメなんです。相手が私に好感を抱いていると分かった時点で、悪いところを探し始め、なんなら見下してしまうのです。

「話も面白いけど、よく見たら虫歯が多そう」とか「善い人だけど、キスが想像できない」とか。自分の悪条件を棚に上げて、あれこれ文句をつけてしまうんです。つべこべ言ってないで尻軽にスタートさせてしまいたいのですが、これがなかなか。

 私って恋愛だけでなく、日常でも人の嫌なところを探してしまいがちで。すごく性格が善いと思われている人がいたら「そんな聖人君子みたいな人がいるわけない」と否定から入り、悪いところを見つけては喜んで。

最新回は発売中の「週刊文春WOMAN 2020 秋号」に掲載中

 ――自分で書いていて自分が分からなくなってきましたが、人には好かれたいし善い人だと思われたい願望は強いです。でも、自分の性格が善くないのは自覚してます。

 自分に自信がないから、人より優位に立ちたくて。優位に立った時の自分のほうが優しいし善い人間になるから好きです。支離滅裂ですいません。もう少し、人の嫌なところを見ようとせずに生きていきたいです。