9枚目のミニアルバム「MORE&MORE」の活動を開始した直後、KBSテレビのリハーサルを終えたジョンヨンが、首にギプスをした状態で放送局から出てくる姿がカメラに捉えられたのだ。
ジョンヨンは、「『MORE&MORE』のPVを撮影しながらも、耳までしびれるなど痛みを感じたので、頚椎椎間板ヘルニアの治療を受けた」と、自分の健康状態を打ち明けた。その一方で、「いまは大分良くなったので、あまり心配しなくても大丈夫」と語り、ファンを安心させた。
しかし、その後もジョンヨンの体調はなかなか回復せず、ファンは心を痛めていた。
頚椎椎間板ヘルニアの治療を受けながらの活動
8月9日に開かれたオンラインコンサート「Beyond LIVE TWICE : World in A Day」では、ジョンヨンはダンスができない様子で、椅子に座ったまま歌った。数日後の8月13日に開かれた「2020ソリバダ・ベストKミュージック・アワード」には出席さえしなかった。活動休止を発表した10月17日のNHK音楽番組「シブヤノオト Presents TWICE SPECIAL」にも出演できなかった。
韓国の経済専門誌の芸能専門記者は、このような体調が心理的にジョンヨンを大きく圧迫したと推測する。
「ジョンヨンは頚椎椎間板ヘルニアの治療を受けながらもしばらくスケジュールを消化していた。しかし、完璧なコンディションでないだけに、自分の状態がメンバーの活動に影響を与えないかと心配しただろう。TWICEはメンバー愛がとても強いグループとして有名。その中でも、ジョンヨンはメンバーやファンをとても大事にすることで知られている」
ミナは複数の病院から「不安障害」と診断
同じTWICEのメンバーのミナも昨年7月、体調不良を理由に8枚目のミニアルバムの活動を中断したことがある。当時もJYPは、「ミナが舞台に立つことについて極度の心理的緊張状態と不安を感じている」と明らかにし、活動中止を発表した。当時、ミナは複数の病院から「不安障害」と診断されたという。
24時間、プライバシーを露出しなければならないK-POPのアイドルにとって、心理的な緊張状態や不安は、宿命のように付きまとう。
K-POPアイドルは、人気を維持するためにTwitterやInstagramなどSNSを使って、絶えずファンとコミュニケーションを取ることを求められる。