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鴨肉がジューシーで、そばの生地もしっとりとしてアツアツ
さっそく「江戸焼き」(1200円)を食べてみる。ほんのりと塩味の利いた鴨肉がジューシーで、そばの生地もしっとりとしてアツアツでとろけている。そば粉でもこの状態が作れるのかと驚いた。つけ汁に少しつけて食べるとまた、マイルドな醤油の返しの味とマッチして絶品である。
昼前だが、酒を飲まないわけにはいかなくなった。「焼酎の蕎麦湯割り」(580円)の熱いのを注文した。これは焼酎を蕎麦湯であらかじめ割って熟成したもので、冷たいのも注文できる。マッコリのような酸味がある独特の味で人気である。自家製豆腐、ナスの鉄砲漬け、しし唐の天ぷらのお通しをいただき、「江戸焼き」の味を堪能していると、第9回からあげグランプリで金賞を受賞した「丸丸素揚げ」(390円)も登場した。しっとりとした焼き具合がすばらしい。洋風のスパイス調味料は一切使わず、返しなどにじっくりと漬けて下ごしらえしているようだ。