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「トマトつけ蕎麦」(1,100円)を追加注文
実は、何を血迷ったか、食べ終わる頃、「トマトつけ蕎麦」を追加注文してしまった。お店の方も「えっ大丈夫ですか?」と心配してくれるくらいの勢い。
しばし待つこと5分。「トマトつけ蕎麦」が登場した。つゆで衣類が汚れるのを避ける紙エプロンが付いている。
「トマトつけ蕎麦」のビジュアルも紹介しよう。白く大きめのどんぶりに、生バジル、多めのミニトマト、薄めに揚げた3枚の鶏天、沢山のねぎと糸とうがらしがのって、中心に味玉がのって登場した。なかなか斬新なビジュアルだ。
さっそくそばをまた引っ張り出してトマトのつけ汁につけて食べる。つけ汁はアツアツでトマトソースと鶏白湯スープを合わせたものでオリーブオイルがかかっている。なんとなくイタリアの風まで吹いている。そして薬味の七味とうがらしをかけて食べると和欧融合の「ツヅラオ」の世界に忽然と紛れ込んでしまったような異次元体験となるわけである。気が付くとトマトつけ汁にそば湯を入れてゴクゴクと飲み干してしまった。
つけ蕎麦2品を食べて、従来のそば屋とは異なる異次元食空間を体験してしまったような気分である。