もしあなたが今の夫と一緒では自分の人生はお世話係で終わってしまう、このままの人生では嫌だ、という焦りを感じたとしたら、それは立派な離婚の理由です。それなりに優しくても、自分を生きることを理解も許してもくれない夫と一緒の人生は虚しい人生ではないでしょうか。
人生100年時代、そして長い子育て後に備えるためにも人生の前半戦、そして子育て中から自分の人生を準備する必要があります。それを認めない夫だとしたら、一緒にいることをあなたは選びますか? その先にあるのは「何もない私」だと知りながらも。
離婚が選択肢になる理由2:「逆モチベーター夫」の存在
女性が家庭において、一切しなくていい我慢があります。
それは自分の自己肯定感や存在価値を下げるような夫の暴言や態度。自分らしく戦いましょう。暴言は言うほうの問題です。言われるほうの問題ではありません。「私がダメだから」と受け入れることはありません。暴力は言語道断です。
自分らしく生きるモチベーション、幸せになるモチベーションを下げる「逆モチベーター夫」は離婚の理由になります。
なぜなら、あなたはこの世にたった1人の大切な価値ある存在だからです。それを否定する夫に添い遂げるのは、あなたという大切な存在の無駄使いです。
残念ながら「逆モチベーター夫」はいっぱいいます。男性が女性に寄り添い育児や家事をしたり、育児休暇を取るケースが増えている。そんなニュースはよく見かけます。しかしその一方で、まだまだ古い価値観に縛られている人が大勢いるのも現実です。そうして「男性は女性より偉い」「妻は夫を支えるためにいる」というような態度を取る。妻をまるで自分の所有物のように扱う。
とはいえ、それも仕方ないこと。今の30代、40代の男性たちも、結局は古い価値観を持った親に育てられてきたからです。自分が育った家しか知らないのは当たり前で、そういう環境で育ってくれば、古い価値観がアップデートされないのも無理はありません。かつては女性は男性に守られて生きていくもの、というのが普通だったので、そんな態度は許されてきました。でも今は時代が違います。
「仕方ない」と許していたら私たちは自分の人生を生きるどころか、「私がダメだから」で一生が終わってしまいます。
あなたの一生はあなただけが生きることのできる非常に価値ある素晴らしいものです。だからあなたをおとしめる「逆モチベーター夫」は離婚の理由になるのです。