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――昨年お亡くなりになられた筒美さんの曲が今でも歌われているのは感慨深いです。『抱きしめてTONIGHT』もそうですよね。

田原 京平先生は雲の上の人でした。ジャニーさんもすごい人だけど、いつも近くにいるから「ジャニーさん、腹減った」とか言える。でも京平先生にはさすがに言えなかった。マッチはデビュー曲の『スニーカーぶる~す』から書いてもらってたけど、僕は『君に薔薇薔薇…という感じ』という曲が最初。それから『シャワーな気分』、『抱きしめてTONIGHT』とか、シングルだけでも10曲くらい書いてもらっています。アルバムも含めると44曲。

Ⓒ文藝春秋

 だから今年は京平先生に作ってもらった曲をつないで、メドレーを作って追悼したいと思っています。去年ジャニーさんがいなくなって、今年は京平先生がいなくなって、時の流れを感じますよ。

「僕は田原俊彦だから」

――どれも名曲ですよね。しかもその20代の頃の曲を、田原さんは今も当時の振付で踊っています。相当ハードだと思うのですが、どんな生活を送っていればそんなことができるんですか?

田原 僕は田原俊彦だから、いつもメンタル、心の準備はしてる。たぶんそこが普通の人と違うところだと思う。例えばコーヒー飲む時でも休憩する時でも、いつでも“田原俊彦”がいるんですよ。それは誰もいなくて1人の時でも同じで、家の中にいてもやっぱり田原俊彦なんですよ。それを僕は40年間やってるんで、わりとできるようになっちゃった。

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――スタイルも変わらないように見えます。トレーニングもしているんですか?

 ストレッチは結構やるね。でもスポーツ選手みたいな筋トレはしない。バーベルとかは使わないね。僕が欲しいのは、踊るための柔らかくてしなやかな筋肉。鍛えすぎてバキバキだと、スーツが似合わなくなるし、肩や膝の可動域も狭くなるから。今でも、踊れる自分を維持してる自信はあるよ。