驚きだった昨年の「再々婚」を経て今年4月、第1子となる女児を出産したことを自身のブログで報告したタレントの上原さくら(43)。

 上原は17歳で『ホリプロタレントスカウトキャラバン』にてグランプリを獲得し、1994年に芸能界デビュー。バラエティ番組のほか、女優としてドラマ「ナースのお仕事2」(フジテレビ系)や大河ドラマ「利家とまつ」(NHK)などに出演。20代は華やかなタレント生活をおくった。

 一方、私生活では2003年以降2度の結婚、離婚を経験。その後うつ病で入院、事実上芸能界を引退したが、38歳で一念発起して東海大学文学部に進学。昨年12月には、42歳で一般男性と再々婚をしたことが話題になった。

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娘と外出する上原さくら(上原さくら公式ブログより)

 上原は再々婚の直後、「文春オンライン」の単独インタビューに応じて、夫との馴れ初めから独自の結婚観までを語っていた。あれから約1年、コロナ禍で出産し母となった上原は何を思うのか、ふたたび話を聞いた。

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自分にまったくお金を使わなくなった

――出産後、ご自身の生活の中で変化したことはありますか。ブログにもたくさんの写真を掲載していますが、出産後も美容などに気を遣っていますか?

上原 自分の美容にかけるお金があったら、やっぱ子どもに使いたいって気持ちになってしまいます。自分にお金はまったく使ってないですね。

「しまむら」で購入したワンピースを着る上原(上原さくら公式ブログより)

 今までだったら、私は乾燥肌なので、この季節になったら美容皮膚科に見てもらって「乾燥していて化粧のりが……」とか相談したり、お肌にビタミンがいっぱい入るシートを貼ったり、そういうケアに何万円も使っていたと思いますが、出産後は1回もないですね。捨てるくらいお金があればやるのかもしれないですけど、今は子どものお洋服のほうに使っちゃいますね。自分のことはどうでもよくなりました。何もしてないので、ブログの写真も、カメラのアプリとか使って撮らないと見られたもんじゃない(笑)。