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雅子さまへの意外な“効果”
夏にはアメリカ・マサチューセッツ州のハーバード大学の教員宅で、ホームステイをされた。
「その頃には、佳子さまも落ち着いたかと思われました。しかし、心を許せる周囲には、やはり現状に満足できず、もういちど他大学を受験したいと相談を始めていたそうです。ICUに進学していた眞子さまから学校の様子を聞き、その思いがどんどん募っていったと聞いています。
相談を受けた秋篠宮ご夫妻は、進むべき道は自分で決めるべきというスタンスでした。子どもたちを信じるという一貫した姿勢が、眞子さまと小室圭さんとの交際では、ご自分たちを苦しめる結果になったわけですが……」(前出・皇嗣職関係者)
また、ご一家の知人も、佳子さまの様子をこう振り返る。
「他大学をうける決意をした佳子さまは部屋にこもり、猛勉強に励みました。学習院以外の一般大学には、皇族という“特権”は通用しません。再び自ら資料を取り寄せ、出願もご自分でなさったそうです。ICUの合格を知った時は、いままで見たことがないような、安堵した表情を見せられました」
一方、佳子さまに注目が集まることは、意外な“効果”ももたらした。
「適応障害の療養が続き、佳子さまの人気が高まっていた頃は、雅子さまの体調が決していい状態ではありませんでした。報道陣に見られることも、週刊誌等に取り上げられることも、調子が良くないときにはご負担です。率直な思いとしては、そっとしておいて欲しいとお感じになっていたのではないでしょうか」(侍従職関係者)