眞子さまについての報道やSNSに憤る
しかし、佳子さまに視線がそそがれると、雅子さまへの関心は相対的に薄れていった。雅子さまの担当医が療養に最適とする「静かな環境」が保持され、実際に雅子さまの様子も上向いたという。「佳子さまには感謝しなければいけません」。雅子さまの親族は、そう語っていたそうだ。
佳子さまは、フィーバーのさなかには、世間の余りの過熱ぶりに戸惑ったこともあったという。若い世代が多い女性皇族方は、一般の同世代と同様、パソコンやスマホを使いこなし、SNSも利用している。自分がどう見られているかがよく分かるのだ。
「容姿ばかりが注目される状況について佳子さまは、本当の自分と違ったイメージが先行しているという思いもあったそうです。しかし、ひところより落ち着いた今は、そんなイメージでも受け入れようという考えに変わりつつあると聞きます」(秋篠宮家の知人)
きっかけは、眞子さまと小室さんの結婚問題だという。小室家の金銭トラブルを発端に、眞子さまや小室さんについては、様々な声があがっている。
「特に眞子さまについての報道やSNSの書き込みで、明らかに事実ではない内容を見つけ、佳子さまは憤りを感じているそうです。なぜ、姉が責められなければならないのかという不満を、友人に明かしたこともあったのです」(同前)
また、佳子さまの周囲の人物も、こう語る。
「姉を守るには、自分に注目が集まっても構わないという趣旨のことを周囲に話していたと聞きました。宮内庁から提供された最近の映像や写真には、顔立ちをはっきりと強調するメイクで、アイドルのようなポーズを取る姿が目立ちます。眞子さまと一緒に、衣装を相談し、どう撮られるか、ポーズも考えているといいます」