昭和34年(1959年)創刊の総合週刊誌「週刊文春」の紹介サイトです。最新号やバックナンバーから、いくつか記事を掲載していきます。各号の目次や定期購読のご案内も掲載しています。

2021/01/04

【4区】先頭奪取の創価大・嶋津が似ている芸人は…?

西本 皆さん、覚えていることでしょう。昨年の10区で区間記録を更新した創価大学の嶋津雄大選手。目の病気を抱えていることでも話題になりました。

4区で先頭に躍り出た創価大・嶋津選手 ©AFLO

ポール 今シーズンは嶋津選手が途中まで大学を休学していたこともあり、全日本大学駅伝は参加基準に届かず、創価大は出場できませんでした。

西本 趣味はライトノベルを書くことだそうですが、休学中に3本も書いたらしいですよ。その嶋津が箱根路に戻ってきたのです。一体どんな姿で戻ってくるのか。ワクワクしていたら、スタート前に謎のダンスを繰り広げました。青トレやマエケン体操みたいな試合前のルーティンかと思いきや、他の創価の選手は誰一人していませんでした。どちらかというと80年代のエアロビクス的な動き(笑)。

 そして嶋津の白いシューズにも注目が集まりました。このシューズ、昨年区間記録を出した時に履いていた、ミズノのプロトタイプと同じもの。今シーズン、ミズノは新作シューズを投入し、ホームページではその顔として嶋津選手が使われているにもかかわらず、それを履かない! 前回と同じものを履いてきたのです。

ポール こうなると旧作の方が良いのではないかと思っちゃいますよね。

西本 そしてタスキを渡した後、倒れ込む嶋津選手の顔は、東洋大学出身のものまね芸人、がんばれゆうすけにそっくりだったんです! 彼は陸上ものまね芸人の中でも最も地味な金栗四三のものまねをしている芸人です。金栗は箱根駅伝の創設者ですが、レジェンドすぎて誰もわからない。危ういな…と思っていたところに、似てるやつが出てきた。

がんばれゆうすけ 吉本興業公式HPより

ポール 本当に似てますよね!

西川 あと、嶋津選手の「復路感」がすごかったですよね。

西本 たしかに。往路の選手はペースの上げ下げも含めて、動きが派手なんですよ。でも嶋津はターミネーターのように上下動が全くない動きでひたひたと走る。いい意味で地味なんですよね。

西川 そしてそのままヌルッと抜いていく。ガッツポーズもなく、淡々と走るところも「復路感」が強い。彼が去年、10区で区間賞を取ったのも納得です。

z