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連載テレビ健康診断

「もしも俺が女子だったら付き合いたいのは…」EXIT兼近やパンサー向井よりも「本当の意味でモテた」あの人――てれびのスキマ「テレビ健康診断」

『ロンドンハーツ』(テレビ朝日系)

「濱家さん!」「草薙!」

 かまいたち・濱家と宮下草薙・草薙はお互いを1位で指名し、相思相愛になったことで喜びを爆発させた。三四郎・小宮に2位指名されて「芸能界入って一番嬉しい」と喜んでいた草薙だが、あっさりその「一番」は更新されてしまったのだ。これは「もしも俺が女子だったら…この人と付き合いたい!」という企画。3人のほか、EXITの兼近とりんたろー。、かまいたち・山内、ぺこぱの松陰寺とシュウペイ、さらば青春の光・森田、四千頭身・後藤、ハナコ・岡部、ジャングルポケット・斉藤、ダイアン・津田、パンサー・向井の14人が、もしも自分が女性だったら、他の13人のうち誰と付き合いたいかを1位から3位まで選ぶという9年前にも一度行われた企画だ。

 前回参加したロンドンブーツ1号2号の亮は「何やねんこの企画?って思ってるでしょ。でも、選ばれると不思議と嬉しい」と語る。実際、選ぶ方が「女子だったら」という企画だが、選ばれる側がどんどん「女子」化していくのが面白い。人見知りの草薙だが、本番前の“たまり”では共演者と一緒によく笑っている。その姿が「めちゃめちゃカワイイ」と濱家が評すると、草薙は「だ、抱きしめて欲しいです」と頬を赤らめる。こちらがむず痒くなってしまうほど芸人たちの純情さが垣間見える。

左から「ハナコ」の菊田竜大、秋山寛貴、岡部大 ©時事通信社

 人気が集中したのが、ルックスと性格の良さを兼ね備えた兼近と向井。だが、兼近は半分を超える7人(うち4人が1位)に指名されながらも、相思相愛になれず「結局、俺って報われない恋に走り出してるんだなあ」と嘆く。その兼近に1位に指名されたのは意外にも岡部。岡部は、「誠実さ」や「性欲が強そう」な点を評価され、向井、兼近、濱家に次ぐ指名を受けていた。岡部が指名したのは、3位から松陰寺、シュウペイ、向井。シュウペイからも3位指名され相思相愛になっていた。岡部は兼近に指名されると「うわー、かねちいたじゃんって思って。俺、何してんだぁ……。悔しいです、近くにいすぎて……」と紅潮した顔で天を仰ぐのだ。

 そして実に11人に指名された向井が1位に指名したのは、またも岡部。岡部も1位指名していたため相思相愛のはずだが、「うわー、ごめんなさい」と複雑な表情。「僕の中で兼近がどんどん大きくなって……」と。「え、うそ? ショック!」と困惑する向井を尻目に岡部は「こんな近くに大事な人がいたとは……!」と兼近への思いを伝えるのだ。

 疑似恋愛だからこそ思わず出る本音。それがすれ違う様は現実の恋愛のよう。本当の意味でモテたのは、多くの人から指名された兼近や向井よりも、そんな彼らに1位指名された岡部だったということに人間関係の妙を感じた。

『ロンドンハーツ』
テレビ朝日系 火 23:15~
https://www.tv-asahi.co.jp/londonhearts/

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