【8位 おんな城主 直虎(2017年 主演:柴咲コウ) 224点】
戦国時代に男の名で家督を継いだ遠江(静岡県西部)の井伊直虎。井伊家にただひとり残された姫が、「直虎」と勇ましい名を名乗って乱世に立ち向かった。
「井伊家再興に尽力する家老の小野政次(高橋一生)が磔で最期を迎えたシーンは息もつけず、壮絶。悪役に徹した政次の死を受け容れられなかった」(33・女性)
「主要人物が亡くなるたびに号泣しました。囲碁のシーンは何度も観ました」(49・女性)
「柴咲コウさん、三浦春馬さん、高橋一生さんの3人の幼少期から大人までの美しくも悲しい物語が忘れられません」(61・女性)
【7位 八重の桜(2013年 主演:綾瀬はるか) 249点】
「幕末のジャンヌダルク」と呼ばれる新島八重の波乱に満ちた生涯を綾瀬はるかが熱演。維新後にアメリカ帰りの新島襄の妻となり、同志社の創設に奔走。襄の死後は従軍看護婦の先駆けに。最初の夫を長谷川博己が、2番目の夫・襄をオダギリジョーが演じた。
「『ならぬことはならぬものです』と語る綾瀬はるかさんの凛とした佇まいは、動乱の時代を生きた八重そのものでした。重い鉄砲を軽々と持ち、戦う姿が格好良かった」(55・女性)
「綾瀬はるかさんをはじめ、西島秀俊さんや長谷川博己さんといった実力派俳優らがよかった。会津藩の目線から、なぜ戦になってしまったのか? どこで道を間違えてしまったのか? 問いかけるドラマだった」(38・男性)
「幕末から維新後も、気高く生きる女性像がじっくり描かれていた」(40・女性)
【6位 独眼竜政宗(1987年 主演:渡辺謙) 273点】
大河史上最高の年間平均視聴率39.7%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)を記録した『独眼竜政宗』。一代で仙台62万石の礎を築いた奥州の戦国武将、伊達政宗の生涯を描いた。
「渡辺謙の出世作! 隻眼、兜の三日月、漆黒の鎧に魅了された」(48・男性)
「子どもの頃に見たが、少年政宗が『梵天丸も、かくありたい』というセリフを放った怖ろしい形相の不動明王像が目に焼きついている」(59・女性)
「出演者が今では考えられないほどに豪華。父輝宗・北大路欣也、勝新太郎の秀吉もよかった。岩下志麻扮する母・義姫に毒殺されかけたシーンは忘れられない。間違いなく大河ドラマの名作」(57・男性)