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「これが養成所だったら講師陣が豪華すぎるだろ(笑)」プロが語る「笑いの学校」

著者は語る 『笑いの学校』(まんじゅう大帝国 著)

『笑いの学校』(まんじゅう大帝国 著)河出書房新社

「まんじゅう大帝国」というお笑いコンビを御存じだろうか。芸歴5年目にして単独公演は満員御礼、テレビに映画と次々出演している話題の芸人だ。このコンビを組む田中永真さんと竹内一希さんが、演芸の大先輩に話を聞きに行き、インタビュー集としてまとめたのが本書である。

竹内「僕たちは事務所併設の養成所に通ったことがないので、お笑いのことを先輩方に伺ういい機会になりました。マネージャーさんには、これが養成所だったら講師陣が豪華すぎるだろう(笑)と言われました」

 なんと高田文夫氏が序文を寄稿。2人と浅からぬ縁があり、実現したという。

竹内「僕が日本大学の落研出身なんですが、高田先生がOBで。OB総会の席で、先生に爆笑問題さんの事務所タイタンに裏から入れてください、とお願いしたんです。そしたら本当に手書きのFAXを送ってくださって、所属できることになったんです」

 本書には爆笑問題からナイツ・塙宣之氏、今年のM―1ファイナリストのウエストランドも登場する。

田中「爆笑問題さんには最初にインタビューに行ったんですが、太田さんに『俺はお笑い論を語るのが好きじゃない』と言われました……(笑)。お笑い論を語ってもらうのが趣旨なのに、出鼻をくじかれましたね」

竹内「嬉しかったのは、島田洋七師匠が漫才を褒めてくれたこと。もともとインタビューは断るつもりだったそうですが、僕らのネタを見て出演を決めてくれたと。嬉しくて泣いちゃいそうでした」