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「“今日この撮影か、しんどいなあ”ということはなくなった」 オリラジ藤森がたどりついた“競わない楽な生き方”

「“今日この撮影か、しんどいなあ”ということはなくなった」 オリラジ藤森がたどりついた“競わない楽な生き方”

藤森慎吾さんインタビュー#2

2021/02/27
note

「モテるでしょ」と言われるワケ

――聞いていますと、人を立てることのできるプライドレスな人って、たいへんモテそうな気もします。

 そういえば最近YouTubeのチャンネルの企画で、女性を助手席に乗せてのドライブトークをよくやってるんです。観た人から「藤森さんって、こりゃモテるでしょ」と言われることがチラホラあります。

 なぜかって、僕が相手の話をずっと聞いて、相手のこと引き出そうとしているからなんですって。

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 意外でしたけどね。僕が思い描く「モテる人」って、自信を持って自分のことや夢について語れるようなタイプだから。

 まあ僕が聞き役になりがちなのは昔からだし、単純に女の子の話を聞いているほうが自分も楽しいから、そうしているだけなんですけどね。

 

人生丸ごとエンターテインメントに

――『PRIDELESS』の中には、自分の人生を丸ごとエンターテインメントにしていきたいという言葉が出てきます。これが今後の活動の指針となるのでしょうか。

 たしかにいまやっている活動は、すべてその目標につながっていますね。自分で発信できるメディアが増えて、自分のオフの姿なんて垂れ流したくないという人も多いと思うけど、僕はけっこう平気なほうで。それで見てくれる人がいるんなら、ぜひどうぞ僕のいろんな姿見てくださいという感じです。

 いつでも見られているということになれば、暴露記事とか書かれる心配もありませんものね。「オモテであんなに爽やかなのに、ウラではこんなイヤな人だった!」なんて言われずに済む。

 人生丸ごとエンターテインメントにするって思っておくと、いつもウラオモテない生活をすることにつながって、イヤなヤツになりようがなくなる。性格矯正につながる効果だってあるかも。

 いや、別に何かやらかしてしまう恐れはいまのところ、全然ないんですけどね。なにしろ日々まったく無理してないから、鬱屈なんて全然溜まってないんです。

 でもそういえば、寝る時間を削って事務作業するのだけはちょっとストレスでした。マネージャー問題は、早めに何とかしなくちゃですね。

PRIDELESS(プライドレス) 受け入れるが正解

藤森慎吾

徳間書店

2021年1月27日 発売

「“今日この撮影か、しんどいなあ”ということはなくなった」 オリラジ藤森がたどりついた“競わない楽な生き方”

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