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【大繁盛の理由その3】区画、床、天井はそのまま残し、本物の昭和感を演出
全店舗の内外装も浜倉さんが監修。昔ながらの横丁の雰囲気を出すために、暖簾の並び具合、看板のデザインや出っ張り具合などを計算しながら作っていった。
「施設全体を通して区画と床と天井には手を加えず、そのまま残すことで、元からあった本物の昭和の雰囲気を醸し出しています」
【大繁盛の理由その4】どこにでもあるメニューこそ、おいしさにこだわる
同じく浜倉さんが監修する全店舗のメニューにも繁盛の秘密が隠されている。
「あまり聞きなれないものや、今っぽい凝りすぎたメニューは避けて、例えば、フライドポテトや唐揚げなどオーソドックスな定番メニューをちゃんとおいしく提供するように心がけました。食べ飽きない、飲み飽きないメニューを揃えれば、毎日来てもらえますから」
一方でホイス ハイボールのような昔ながらのメニューを取り入れることで、ご年配の方が“おっ、ホイスがある!”と懐かしがったり、若い人が“ホイスってなんですか?”とご年配の方に聞いたりして、世代を超えたコミュニケーションが自然と生まれる仕掛けになっている。