――予約の取れない店の予約を持っている男性はカッコいいのか、そういうところに誘われる女性はどういう人? など、座談会は番外編へと飛び火し……。レストランにまつわるアレコレを、美食アプリ「テリヤキ」をプロデュースする堀江貴文さん、メディアプロデューサーの大木淳夫さん、モデルで食べログ「グルメ著名人」の斉藤アリスさんに語ってもらいました。
堀江 実は、予約の取れない高級店にバンバン行ってる人は、女の子を連れて行くというよりは、男子だけで行ってるような人が多いですよね。特に若い男子はお金もそんなにもってないからそういう店に女の子連れて行ったら、2倍お金がかかっちゃいますからね。
斉藤 誘われる女の子の身としては……。男性から食事に誘われてディナーをごちそうしてもらうことも、まぁありますが、別に食事のあとに一晩楽しく過ごすということもないのに、なぜそんな高い食事をごちそうしてくれるんだろうと、それがずっと大きな疑問なんです。ごちそうしてくれる男性の心理がわからない。
大木 うれしくないの?
斉藤 いろいろ考えちゃうんですよ。ごちそうしてもらったから何かした方がいいのかな、食事の値段相当の対価を何かした方がいいのかなとか。のちのち何か要求が来るのかなとも考えちゃう。でも私、ごはんを食べた後、男性から「この後どう?」みたいなことを言われたことはないんですよ。
堀江 それはそれで寂しいね。でも確かにそんな感じに見えるかも。
大木 男性に対して隙を作らないわけでしょ。
斉藤 それなのになんで誘うんだろう。今夜楽しい一夜を過ごさせてくれそうな女の子はほかにたくさんいるのに、なんで私を選ぶの? みたいな。
堀江 それはちょっと無理っぽい女に行ってみようかなという……。
斉藤 ああ、チャレンジですか。
堀江 チャレンジしてみるんだけど、いざ敵を目の前にすると怖気づくって感じかなあ。僕もあなたと話をしてて、そういう男が、ああやっぱやめとこうかなと思うだろうなと感じる瞬間がいくつかあったよ。
斉藤 うっそお? どういうところですか? 知りたい!
堀江 具体的には、理詰めで攻撃されそうな感じがするというか。いざうまく行ったと思っても、その前に「私のことどう思ってんの?」とか「具体的に私をどういうふうにしようと思ってんの?」みたいなことを言いそうとか……。
斉藤 確かに言っちゃうかも。