母にされた恐怖の出来事 9つの驚愕エピソード
1 強制的に飲まされるサプリメント
嫌がっているのに「あなたのために」と言われて無理やり飲まされていた。こんな味のしないサプリメントよりも、今まで作ってくれたご飯のほうが私は好きだった。母はX社にハマってからはX社の鍋でご飯を炊いていた。でも私はX社の鍋で炊いたご飯よりも、いつでもあったかい炊飯器で炊いたご飯がよかった。
2 夜なのにX社製品デモパーティに引きずりまわす
行きたくなかった。参加してる大人は何かに取り憑かれたみたいに、みんな目が怖かった。本当は仲良くないのに、うわべだけの気持ち悪い仲良しごっこをしているということが、小学生ながらにわかり恐怖でいっぱいだった。
3 X社信者にしてこようとする
X社のお口スプレーをキーホルダーにして、持たせられていた。要は子どもに歩く宣伝をさせていた。X社の看板を小学校に持って行かせられていた。怖すぎる。
4 私の友達のお母さんが餌食になる
友達のお母さんに「お茶飲みにきてー。お話ししましょ!」と声をかけまくっていた。もちろんX社の勧誘目的だった。これで私の人間関係は崩壊した。仲の良かった友達に「〇〇ちゃんあそぼー!」と言っても「ごめん。××ちゃんとはお母さんが遊ぶなって……」と避けられるようになった。つらかった。
5 病院に連れて行ってもらえない
本当に苦しすぎて、涙と嘔吐が止まらなくて、母に助けてほしいのに、「X社のサプリメントを飲めば大丈夫だからゆっくり寝ててね!」と、母は言い残してX社のパーティに出かけて行った。体調が悪化した私は、なんとか祖父母に電話して助けてもらったが、祖父母の家が遠かったら危なかったかもしれない。
6 体質に合わないのに使わせ続ける
X社のシャンプーが体に合わなくて、すごいフケまみれになった。「お願いだからシャンプー違うの使わせて!」と言っても「X社の商品は良いものだからそのうち慣れる」と言われて我慢して使い続けさせられた。結果、私は今でもハゲだ。
7 知らないおじさんとデート
これが一番きつかったかもしれない。X社で知りあったおじさんと母が頻繁に会うようになり、なぜか私はそのデートに連れて行かれて、見たくないものを見せられた。今思い出しても吐き気がする。
8 家庭崩壊離婚
知らないX社おじさんと母がデートしてるのが気持ち悪すぎて、そのことを父に報告したらもう離婚ということになった。はぁ……ようやくこれで母のわがままに振り回されることがなくなるって思ったら、なぜか母に引き取られた。私の心は死んだ。
9 うまくいかないと八つ当たりされる
私は母のサンドバッグだった。母が勧誘に失敗したり、目標を達成できなかったり、X社のことでうまくいかないことがあると、汚い言葉を浴びせてきたり、物を投げてきたり、殴ったりしてきた。私には友達も頼れる人もほとんどいなかった。新しい友達を作っても、ぜんぶ母がぶち壊すことがわかっていた。私は絶望していた。