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「私たちがやってることは違法行為ですから、売春です」12万円の高級パパ活契約を断った女子学生を“白スーツの男”が恫喝《証拠音声》

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倉科氏からの恫喝「名誉毀損だよ。弁護士に電話しろ!」

倉科氏 「事務手数料払える?」(※音声ママ、以下同)

C子さん 「手数料ってのは?」

C子さんの友人 「最初の1万円? 今ですか?」

倉科氏 「今です。下ろしにいってもらうんですけど。1年間毎月1万円の事務手数料もらいますよねっての覚えてます? 彼女(Y子氏)が営業したりとか事務所回りするのに、それを1年間ずっとやっていくので事務手数料が必要ですよっていう。それが1年間で12万円かかるのがそれで大丈夫なの? っていう」

C子さん 「帰りの交通費が……(現金1万円を出す)」

倉科氏 「いやこれだとちょっと違うんすよね」

C子さん 「ほんとですか、じゃあちょっと考えます」

 C子さんが躊躇すると、倉科氏が食い下がる。C子さんの不安や恐怖は次第に大きくなっていった。

「とにかくこの場から離れたくて、お金を払えば逃げられるんだったら1万円くらいいいやと思ったんです。ですが最低でも半年分の6万円をその場で支払うように言われて……。さすがに無理だと思って、ちょっと反抗してしまったんです」(C子さん)

C子さん 「違法に反することなので」

倉科氏 「違法に反しない。じゃあ今すぐ110番していいですよ」

C子さん 「何がですか?」

倉科氏 「自分が一応トップでやってるので、そういう風に言われちゃうとさ、久しぶりに言われましたね、そんなこと」

倉科氏 「もう今日、いいんじゃないの。違法行為とか言われてさ。俺はこれで28年間飯食ってるんだよ。逆にちょっと失礼なことだと思うよ。公共の場でこういうこと言うのはさ、名誉毀損だよ。弁護士に電話しろ。失礼だよ」

倉科氏 「別にいいんだけど、うるせえよって思いますけどね、言い方は。『断ります』でいいんじゃないですか? こういう場所で公然なので。公然で名誉毀損してるので、名誉毀損でしょ? じゃあ弁護士転がしますか? どんな形であれ、こっちは仕事中なので。仕事中にそういう風に名誉毀損されるならこっちも考えますから。(一部聞き取れず)うちは警視庁のナンバー2が客にいるんで、そこに相談しながらやってるので、失礼極まりないです」

倉科氏 「電話番号と住所聞いとけよ? ここに書いてもらえ。言いましたよね? 私に向かって違法行為と。してないので弁護士通して書類送ります」

倉科氏 「そちらはそちらで言ってくださいね、弁護士立てても結構ですよ。30万かかりますから成功報酬で50万かかりますから、80万かかりますから。少額訴訟すんのは結構です、やってくださいよ!(バンッと何かを叩く音)失礼にもほどがある!」

倉科氏 「今から一緒に警察行きましょうよ、これが違法行為なら。違法行為じゃない、自分がね、警察に行って作ったシステムなんですよ、16年前に。4年半かかってるんですよ、作るまでに! 6800万使ってる。それをあなたの一言で違法行為にされたら、たまったもんじゃない」

 「これは違法行為なのではないか」

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 当初、そんな不安を吐露したC子さんに対して、自分たちの仕事は違法行為ではないなどと反論していた倉科氏だったが、ヒートアップしてきたからか、こう居直る場面もあった。

倉科氏 「だから最初に言ってることは私たちがやってることは違法行為ですから、売春です。要は売春にならないように創作して資金を提供してもらうためにやる方法を今教えてあげてるだけ」 

 倉科氏はC子さんにこういった恫喝を15分ほど浴びせ続けた。C子さんは恐怖からその場で泣いてしまったという。

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