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「私たちがやってることは違法行為ですから、売春です」12万円の高級パパ活契約を断った女子学生を“白スーツの男”が恫喝《証拠音声》

神奈川県警に相談も「被害届受理は難しい」超高級交際クラブの甘いワナ #3

 4月11日に報じた高級交際クラブの危険な実態(#1#2)。告発したのは松岡茉優似の女子学生A子さん(20代)と桐谷美玲似の女子学生B子さん(20代)だ。

 2人はそれぞれ、「一晩の“お手当”が100万円は下らない」という超高級交際クラブ「P」の面接を受けた。面接は「交際クラブ業界のトップ」を自称する“白スーツの男”倉科氏、芸能活動を行うX子氏、“大物芸能人の愛人”Y子氏の3人によって行われた。面接で倉科氏は、「君には最低でも30万円は貰える才能があるから僕らで面倒を見て、そのレベルまで持っていく」などと発言。A子さんとB子さんに“交際クラブへの斡旋契約”を持ち掛けた。

 その契約とは、倉科氏らが交際クラブに売り込んだり、「ハイレベルな女性」になれるよう指導をするかわりに、年間12万円の会員費と交際クラブから紹介された男性から得た“お手当”の30%を支払え、といったものだった。

 さらに倉科氏は、A子さんとも、B子さんとも「講習」と称して性行為に及んでいる。A子さんに至っては「倉科さんとX子さんと3人で肉体関係を結ばされた」と証言している。

 彼女たちと同様に、倉科氏らの面接を受けたというのが学生のC子さん(20代)だ。黒髪のロングヘアが印象的な、柴咲コウ似の女性。C子さんは面接の時点で倉科氏らとの契約を怪しく感じ、断ろうとした。

 しかしそんなC子さんを倉科氏は恫喝し、無理やり契約を結ばせたという——。

倉科氏は「高圧的で、こちらに拒否する隙を与えない」

 C子さんが語る。

「私はX子さんのツイートで超高級交際クラブ『P』の存在を知りました。報酬がかなり高そうだったので興味がわき、2021年2月14日に自分からX子さんにDMを送りました」

2月28日、X子は自分自身について「1時間100万円で登録させてもらってます」と説明している。C子さんは興味をそそられ面接を受けることを決めた

 話はとんとん拍子に進み、3月5日に横浜にある高級ホテルのロビーで面接を受けることになったC子さん。実は、このホテルはA子さんやB子さんが面接を受けたのと同じホテルだ。この日の面接も倉科氏とX子氏、Y子氏の3人によって行われた。

 C子さんは女性の友人を伴って面接に出向いた。だが、「白いスーツを着た倉科さんを一目見て『普通の人ではないかもしれない』と緊張しました」という。

「そこで“高級交際クラブへの斡旋契約”について説明を受けました。倉科さんらに年間12万円を支払って他の交際クラブで実地経験を積めば、一晩100万円がもらえることもある超高級交際クラブ『P』に登録できるというものでした。

 交際クラブはたとえ会員同士の間で性行為があっても、『自由恋愛』という体裁なので逮捕されることはないと聞いています。ですが、会員費を支払って倉科さんたちの斡旋で“パパ活”をすると逮捕されてしまうんじゃないかと不安になりました」

 そんなC子さんの不安をよそに、面接はどんどん進んでいった。

「話は最初から契約することを前提に進んでいて、『3月11日には講習を受けてもらう』『その後はY子と交際クラブに登録をしに行く』など、予定が勝手に決められていきました。倉科さんは高圧的で、こちらに拒否する隙を与えないんです。話が進むにつれ、どんどん怖くなっていきました」

Y子氏(本人のインスタグラムより)

 身の危険を感じたC子さんは、面接での会話を携帯電話で録音し始めた。音声を確認すると、こんなやり取りが記録されていた。