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ホストにハマり、大学をやめ性産業へ…『明日カノ』作者が語った“ホス狂”がここまでリアルなワケ

『明日、私は誰かのカノジョ』作者インタビュー #1

note

ドロドロしたものを描くほうが面白い

ーーお金が絡む恋愛を描いていて大変だなと感じることはありますか?

をの  お金が絡む恋愛を描いてというか初めての週刊連載はもうずっと大変です(笑)。ただ大変ではありますが、キャバの時のエピソードをはじめとして自分の人生経験を一番活かせているかなって思いはあります。もし自分が大学卒業したての女の子だったりしたら絶対描けなかっただろうし、大変だけど今の自分にしか描けない作品を描けているのかなって。

(c)Hinao Wono/Cygames

ーー等身大のをのさんと徹底的な取材が共感を生んでいるって事なんですね。最近はおじさんの読者も多いと聞きました。パパ活をやっているおじさんがこの漫画で女心を学んだり、話の種にしたりとか。

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をの おじさんはターゲットではなかったんですけど、読んでくれるのは嬉しいです。ただおじさんにはわからない描写が多いと思うので、果たしてこれを面白いと思ってくれるのかな。女心はやっぱり難しいと思わせてしまうかも…。

ーー勉強になると思います。女性にとっても男性にとっても。自分と違う女の子がこんな風に感じるんだって。

をの すごく嬉しいです。5章はまた新たな舞台の話なのでそこもぜひみなさんに読んで欲しいですね。

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