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稲盛和夫、山中伸弥…40年分を超すバックナンバーから選りすぐった「心が熱くなる」仕事論・人生論

『1日1話、読めば心が熱くなる365人の仕事の教科書』(藤尾秀昭 監修)――ベストセラー解剖

2021/04/21
『1日1話、読めば心が熱くなる365人の仕事の教科書』(藤尾秀昭 監修)致知出版社

 月刊誌『致知』の40年分を超すバックナンバーから選りすぐった、仕事論・人生論のインタビュー本。目次には稲盛和夫、山中伸弥、城山三郎、王貞治、コシノジュンコ、相田みつをなど錚々たる名前が並ぶ。経営者、学識者にタレント、スポーツ選手とジャンルは多岐にわたるが、披露する逸話はいずれも〈心が熱くなる〉ものばかり。

「1万本以上ある記事のストックの中から、1年半の時間をかけて365本を選び抜きました。社内の総力をあげて取り組み、濃密な内容にできたと自負しています」(担当編集者の小森俊司さん)

 どのインタビューも1ページに内容を収めている。日記帳のようにページごとに日付を入れ、1日1話ずつ読めるのが特徴だ。

「どんなに忙しい人でも、毎朝2、3分くらいは自由になる時間があるはず。その短時間で心を熱くできるものにしたいと考えました。30代、40代の男性が一番コアな読者層ですが、最近は郊外型の書店チェーンでよく売れていて、学生や女性層に広がり始めている印象です。お涙頂戴の安っぽい感動は世の中に溢れていますが、本物の感動は少ない。この本には本物が詰まっているから、読者の年齢や性別を選ばないのだと感じています」(小森さん)

 大切な人に贈るプレゼントとしての需要も少なくないそうだ。

2020年11月発売。初版8000部。現在13刷20万部

1日1話、読めば心が熱くなる365人の仕事の教科書

藤尾秀昭 ,稲盛 和夫 ,柳井 正(ほか述)

致知出版社

2020年11月30日 発売

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