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 西村(泰彦宮内庁)長官が文書について『非常に丁寧に説明されている印象だ』と持ち上げたのも加地大夫の発言も、眞子さまが遮二無二ご結婚問題を前に進めようとしていることを後押ししようという意図からでしょう。つまり、眞子さまの意を汲んでいるわけです。この背景には眞子さまが10月の結婚を視野に入れているからだとみられているのです」(同前)

ハシゴを外された西村長官

 しかし、文書の公表によってより大きな国民的反発を買い、秋篠宮さまが昨年の誕生日会見でおっしゃった「多くの人が納得し喜んでくれている状況」にはほど遠い状態になってしまった。

「それで慌てて解決金を支払う方向に急遽舵を切ったという印象です。西村長官は4月22日の定例記者会見で解決金について『(小室さん側から連絡が)事前にありませんでした。事後も話を聞いていない』と述べています。小室さん側から何の根回しもなかったことで、西村長官もハシゴを外された形となり、一転して突き放した発言になったのでしょう。依然として迷走している印象で、到底10月の結婚に向けて事が前に進んでいるという風には見えません」(同前)

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西村(泰彦宮内庁)長官 ©️共同通信社

お二人は10月の結婚実現を目標に焦ったのか

 日本の司法試験に比べて難易度は低いと言われているとはいえ、現地の司法試験に向けて最後の追い込みに入っているはずのこの時期に、文書を公表し、さらに突然解決金を支払うと言い出すというのは、10月の結婚実現を目標にしていて焦っているということなのだろうか。

「眞子さまが10月の結婚を意識されているのは事実なのかもしれません。やはり女性は結婚を考えたときに30歳という年齢を意識する傾向にあることは間違いないからです。10月23日で30歳になられるわけですから、それまでに結婚したいと思われるのは不思議なことではありません。

眞子さま「第49回現代女流書100人展」御来臨 ©️文藝春秋

 眞子さまは今年の歌会始の儀で——烏瓜その実は冴ゆる朱の色に染まりてゆけり深まる秋に——と秋の情景を詠まれましたが、烏瓜の花言葉には『よき便り』というものがあり、1年後の秋の『結婚』と『合格』という二重のよき便りに思いを馳せられたのではないかとも噂されました。メディアなどで10月結婚説がささやかれ続けているのはこうしたことが原因なのではないでしょうか」(同前)