B.あまり見たくない 40.3%「容姿ネタに不愉快になる」
「そこまでしないと笑いがとれないのなら実力が無いのだろう」(男性・78歳)
「ネタとして見ていて不愉快になることがある。本人の努力でどうしようもないことを、笑いに変えるのはどうかと思う」(男性・67歳)
「自分の容姿に自信がないので、自分が笑われているような気になる」(女性・53歳)
「差別につながるから。話芸で勝負して欲しい」(男性・57歳)
「子供が見たら、オッケーなんだと受け取りかねない」(女性・49歳)
「それで傷付く人がいるので容姿ネタは禁止すればいい。それでお笑い界のネタがどう変化するか見てみたい」(男性・59歳)
「友人同士で自虐する分にはコンセンサスのある笑いが生まれるが、不特定多数に向けて容姿をネタにすることはもはや時代に即していない」(女性・26歳)
「自分にも思い当たる部分をイジられると嫌な気分になる。容姿をイジっていいのはそれが努力で改善できる場合だけだと思う」(女性・66歳)
「人からつっこまれるのはかわいそうに思うこともあるけど、自分の強みとしてネタとして表現している人はかっこいいので良い」(女性・40歳)
「プロはもっと芸で笑わせて欲しいから。時代の流れを読むことも大切だと思う」(男性・47歳)
「ハゲイジりや自虐は舞台の上ではありだと思います。兼近氏の主張するライセンスは、人ではなく、舞台に付与すべき」(男性・52歳)
「生まれつきのことですから」「容姿ネタは芸じゃない」
「子を持つ親としては、我が子が容姿をイジられる(ディスられる)ことで笑いをとる立場だったらとても切ない。自虐で笑わせている芸人さんの親御さんは、可愛い我が子をそんな風に扱われてどういう気分なのだろう。それでも『皆さんうちの子をおいしくしてくれてありがとう』と思うのだろうか」(女性・52歳)
「世界的に容姿の差別はダメなことなので。容姿ネタで笑うと人間性を疑われそう」(男性・39歳)
「漫才コンビ同士で頭髪をイジるのは、イジられる本人も納得しているだろうと思えるからあまり嫌な気持ちにはならない。司会者なり先輩なり上の立場の人がイジるのは、いい気持ちがしない」(女性・67歳)
「本人は良くても、同じような容姿をコンプレックスに思う人がからかわれることに繋がるから」(女性・36歳)
「私自身も薬の副作用で太っています。見てて自分のこととリンクしてしまう」(女性・47歳)
「ブスとかデブとかハゲとかただの悪口・欠点・自虐言って面白いでしょ? 笑えるでしょ? ってなんなんだ。小学生並み」(女性・56歳)
「『お笑いはお笑い』と綺麗に線引きできる視聴者が全てではないから。私が小学生の時も、あるネタが流行れば、学校でそれを聞かない日はなかった。そのネタが誰かを傷つけてしまう可能性があるものだったら、その誰かは人知れず日々悲しい思いをすることになる」(女性・22歳)
「ブサイク芸人が多すぎて今更笑えない」(男性・49歳)
「生まれつきのことですから、他人の劣等感をお笑いにするのは気分良くないです」(男性・82歳)
「容姿ネタは芸じゃないと思うから」(男性・65歳)
「もはや時代遅れ。タブーにするのも息苦しいが、これからはやめていくべき笑いの種類」(男性・58歳)
「昔、アゴが出ていることで“シャクレ”などというお笑いのネタでイジられ傷つきました。肌の色などのセンシティブな問題に直結しかねないので、若いお笑いタレントから扱わないという動きが出ることは自然だし、歓迎します」(男性・56歳)