昭和34年(1959年)創刊の総合週刊誌「週刊文春」の紹介サイトです。最新号やバックナンバーから、いくつか記事を掲載していきます。各号の目次や定期購読のご案内も掲載しています。

2021/05/11

ファンは来てくれるけど、最近後輩は来てくれない

――巨人軍の後輩は来てくれますか?

條辺:それが、最近はまったく来てくれないんです(笑)。

 いまでも巨人ファンの方はよくおみえになります。ユニフォームを着て景気付けに立ち寄ってくれるファンも多いです。最近では、うどん店の店主の方もよくおみえになります。

――コロナ禍での対策として何か行っていますか?

條辺:メニューは限定されますが、2020年5月からテイクアウトを始めました。店内は、入口は開放し、換気を十分にして、パーテーションで仕切りをつけて、密にならないように工夫しています。

 

店内もゆったりしてパーテーションで区切られている
厨房との仕切りもしっかり

「腕も太くなりうどんを打つこともだいぶうまくなりました」

――最後にお客様へのメッセージをお願いします

條辺:いつも「讃岐うどん 條辺」をご贔屓にしていただきありがとうございます。今年で14年目になります。プロ野球の現役時代より体重も増えて、腕も太くなりうどんを打つこともだいぶうまくなりました。自分の手で打ち、うどんを提供する喜びを日々感じています。

 地元の武蔵野うどんの代名詞である、つけうどんの「肉汁うどん」はいつかメニューに入れたいと思って研究を続けています。コロナ禍で皆様も大変だと思いますが、どうかお店にお越しください。

腕も太くなり、体重も増えたという條辺さん

 プロ野球といういわばショービジネスのような非現実的な世界で仕事をしてきた條辺さんが、うどんを打つという極めて現実的な飲食の仕事を続けてきたことは、すごい偉業だと思う。プロ野球をやめてうどん店を経営する人はほとんどいない。條辺さんにはピッチャーとしての責任感みたいな感性があるのだろう。何か自分で作っていきたいという気持ちが強かった。そして、それが讃岐うどんであった。

 是非、また訪問して、「カレーうどん」や「つけうどん」を食べてみたいものである。うまいうどんの食感は記憶に残るということがよくわかった訪問であった。

写真=坂崎 仁紀

INFORMATION

「讃岐うどん 條辺」

住所:埼玉県ふじみ野市上福岡1-7-9
営業時間:月・水~土 7:00~15:00
         日 9:00~15:00
定休日:火
http://www.johbe-udon.com/

この記事の写真(18枚)

+全表示

ツイッターをフォローして最新記事をいち早く読もう

文春オンラインをフォロー