一方ASDの傾向が強いと、普段やっていることなら大丈夫だが、自動車税のように1年に一度といった頻度が少ない払込みだとパターンが違うため忘れてしまうことがある。
また、落ち着いていればコンビニでも払込みができるから慌てなくてもいいとわかっていても、普段食料品しか買ったことがない店だとそのことに気づかず、「郵便局へ行く時間がない!」と慌ててしまうこともある。最近は銀行や郵便局の窓口以外にも支払いができる方法が増えているから、自分が使いやすい方法を検討して試してみてもいいだろう。
解決法1―ペイジー決済やクレジットカード払いを利用する
外出ついでに郵便局や銀行、コンビニで支払うのもいいが、そうなると、
・払込用紙を準備する
・財布やカバンの中に忘れずにしまう
・支払場所へ忘れずに行く
・お金を準備する(電子マネーにチャージする
といったやらなければならないことが多くなる。項目が多くなるほどうっかりミスをする可能性が増えるから、習慣づけられる自信がなければ確実に払えるやり方を選択しよう。
自動車税はネットバンキングやクレジットカードでも支払えることが多いので落ち着いてできる状況(自宅など)で払うほうがミスを減らせるし、わざわざお金を準備する手間も省ける。店員や他の客に急かされることもないから自分のペースで行動できる。
払込用紙がペイジー決済に対応しているなら払込用紙に書いてある番号を入れれば代金なども自動で表示され、手数料も無料だ。対応している地方自治体が徐々に増えてきているので、自分が住んでいる自治体が対応していたら検討してもいいだろう。
「ポイント還元率が高いクレジットカードを使っているから多少手数料がかかってもクレジットカード決済で払いたい」という人はYahoo! 公金支払いなどを検討しよう。こちらも対応している自治体が増加している。
国税は国税クレジットカードお支払いサイト、東京都民は都税クレジットカードお支払いサイトからも支払うことができる。
自分が住んでいる自治体が対応しているか不明なら、払込用紙を確認するか、「住んでいる自治体名+税金+ペイジー」「住んでいる自治体名+税金+クレジットカード」で検索してみよう。