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そもそも、何もしなくても2022年までニンテンドースイッチは盛り上がる
ニンテンドースイッチの有機ELモデルは4K対応の噂が流れていただけに失望の声も多いが、半導体が手に入りづらい現状、そもそもの任天堂の方針を考えるとマイナーバージョンアップでもおかしくはない。何より、今後はソフトラインナップが非常に豊富なのである。
有機ELモデルの発表映像にはたくさんの新作ソフトの様子も収録されている。今後は、35周年を迎える人気シリーズの新作『メトロイド ドレッド』、世界的な人気を誇る『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』続編、日本に対戦シューターというジャンルを広めた『スプラトゥーン3』、ポケモン最新作『ポケットモンスター ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール』と、魅力的なゲームが続々と発売される予定だ。
ゲーム機はそのものも重要だが、やはりソフトがなければ意味がない。これらタイトルを現状のニンテンドースイッチで遊べるのは喜ばしいことだし、すでにゲーム機もソフトラインナップも非常に勢いがあることを考えると、大きく舵を切る必要もないのかもしれない。いま発表されているゲームがそのまま発売されるだけで、ニンテンドースイッチはさらに盛り上がるだろうから。
ニンテンドースイッチのスペックを向上させた次世代機はいずれ必要になるが、少なくともいまこのタイミングで出す必要はないということなのだろう。今回の発表がいまいちだったという意味では私も落胆しているのだが、かといってまともに買えない状況で、絶対的な必要もないのに、魅力的すぎるゲーム機を出すのも酷というものである。