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高校生で初体験を済ませると「性への感覚」が一変

――水川さんが性に目覚めたのはいつだったのでしょうか。

水川 子どもの頃は、性への関心が特別高いわけではありませんでした。初めてエロ本を見つけたときはびっくりしましたし、「性」というジャンルについての漠然とした脅えもありました。中2の時に初めて社会人の彼氏ができるまでは、「ときめきメモリアル」とか恋愛系のゲームばかりやっていて、「本当に自分に彼氏はできるのかなあ」と思っていました。

本人のインスタグラムより

 そういう感覚が一変したのは高校生になってからです。彼氏との初体験を済ませ、別れてからは「1人も2人も変わらない」と思い、ネットの掲示板やオンラインゲームのチャットで知り合った社会人とヤりまくりました。関西在住だったので、放課後は大阪のミナミに繰り出す毎日で、高2の夏から卒業までに100人以上は経験したと思います。性的欲求というよりは、卒業までに色んな種類の男性を経験したいという願望がありました。テレクラの「リンリンハウス」に行き、年上の人ともたくさん会いましたし、インド人とか色々な外国人とも…。彼氏が5人いた時もあります。今思えば、冒険心たっぷりな高校生でした(笑)。

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――高校卒業後はなぜAV業界に?

水川 AV業界には気づいたら入っていた…という感じです。グラビアの仕事も検討しましたがトラブルがあり悩んでいる時に、関係者から「AVやってみる?」と誘いが来て、「はい」と3秒で即決しました(笑)。AVをやると学校の友達に公言した時は「お前らしいな」と違和感なく受け止められましたね。逆にいまの仕事をはじめたせいか、20歳を迎えて以降は、相手を選ばずセックスする機会はぱったりと減り、浮気は1度もしたことはありません。