「『どうしようもない男に教えてやる』という気持ちで…」　26歳の“痴女系セクシー女優”が性教育の音声配信に目覚めたワケ

「やるからには1番になれ」と言ってくれた父

――ご家族は水川さんがAVに出演されていることをご存じなのでしょうか。

水川　父はいつも自分の味方で、応援してくれています。兄弟も私がAV女優をしていることは知っています。私はファザコンなんですよね。親友のような関係性というか。私が決めた道をジャッジするような人ではなく、「やるからには1番になれ」と言って送り出してくれました。母は私がAVに出演していることを知りません。父からは「墓場まで持っていけ」と言われています。

――AV女優という職業で苦労したことはありますか。

水川　あんまりないかもしれないです。ひとつ思うのは、AV女優であることを隠すとロクなことはないですよ。異性と出会って、相手が本気になった後、「実は…」と切り出して振られたという友達は多いです。だから私はいつも男性と出会ったら、すぐに職業を打ち明けます。プライベートでのセックスは普通ですし、タバコも1本も吸ったこともないようなある意味で真面目な生活を過ごしているので、ギャップもあるのか職業のせいで恋愛が不利になったと思ったことはないですね。

この秋配信再開を予定、女性側の本音を伝えていければ…

――今後、どんな内容を配信していきたいですか？

水川　これまで私は100本ぐらいAVに出演したと思いますが、元々の性癖とかみ合う痴女系の内容で出演することが多くて、違和感なく仕事もできています。そういう意味ではドMのAV女優よりも、「痴女系の女優が性教育を語る」方が、受け入れられやすいのかなとは思っています。元々、調教モノも好きですし、「どうしようもない男たちに教えてやる」という気持ちで配信をしています（笑）。

　配信に女優の友達が出演することもありましたが、それ以外にもアパレル系の仕事をしている人、ミュージシャンまでゲストも幅広く登場しています。様々な立場の人間と「性」について本音で話すのは、自分にとっても勉強になりますね。一度、昨年末で配信を終えましたが、帰国後の今年9月後半～10月頃には第二弾として配信を再開したいと思います。私のプライベートでの性経験を報告する「DICK NEWS」を挟みつつ、女性側から見たセックスの本音を伝えていければと思っています。