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この夏、「名代富士そば」で食べるべき話題のメニューは…? “商品開発の達人”のおすすめ3選を食べてみた!

2021/08/17
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人気天ダネの合体を味わうべし

 次のお題は、7月27日から飯田橋駅前店、赤坂見附店、自由が丘店、武蔵小山店、柏店の5店舗で販売中の「紅生姜げそ天そば」(450円)と「ミニ紅生姜げそ天丼とそばセット」(550円)。「紅生姜天」と「げそ天」は立ち食いそば屋の人気天ぷらである。「名代富士そば」でも「紅生姜天」は人気メニューの1つだ。そこで、2つの天ぷらを合体してみようという企画「赤い衝撃」の第1弾「紅生姜ちくわ天」に続く第2弾というわけである。

自由が丘店も駅から近い好立地で人気がある

 さっそく、富士そば自由が丘店に伺い、「紅生姜げそ天そば」を冷しで注文してみた。こちらも店内はアクリル板ですべて区分けされている。待つこと1分、呼ばれたのでカウンターまで取りに行く。少し小さめの赤いどんぶりに冷たいそば、そして「紅生姜げそ天」がのる。

げそと紅生姜がみっしりと詰まった天ぷら

 まず「紅生姜げそ天」をがぶりといただく。げそに紅生姜がちりばめられた揚げ姿で、最初にげその味が広がって紅生姜が後追いでやってくる。揚げ立てではないが、味のバランスがなかなかよい。ミニ天丼で食べるとうまいに違いない。

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「過去に紅生姜ちくわ天などの合体メニューもあったので、新たな企画も登場するかもしれません」と工藤さんはいう。

げその味が広がってから紅生姜が後追いでやってくる

 なお、人気で売り切れる場合も多いという。「発売終了日は未定です。突然販売を終了する場合があるので、その際はご了承願います」とのこと。