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《京王線刺傷》“ジョーカースーツ”服部恭太容疑者の“シャワー室盗撮事件”は2度あった!「母親が付き添って警察へ…」

《京王線刺傷》“ジョーカースーツ”服部恭太容疑者の“シャワー室盗撮事件”は2度あった!「母親が付き添って警察へ…」

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「滞在先のホテルを午後5時ごろに出て、最寄り駅の京王八王子駅で京王線に乗り明大前で乗り換えて渋谷に行きました。渋谷の街をうろついた後に、再び京王線に乗り、調布駅へ。ここでUターンして上り特急電車に乗りました。『電車内だと人が逃げられないと思った。特急は停車駅の間隔が長い』と服部容疑者が供述するように、調布と次の停車駅の明大前は約10分あります」(社会部記者)

乗客が逃げ惑う車内 提供:木村俊介さん(@siz33)

 午後8時前、服部容疑者を乗せた特急電車が調布駅を発車するとすぐ、カバンの中からサバイバルナイフや殺虫剤を取り出したという。その怪しい行動を咎めたのが72歳の男性だった。

服部容疑者を注意した男性(72)が犠牲に

「注意を受けた服部容疑者は、その男性の顔に突然、殺虫剤を吹きかけました。そして怯んだ男性の右胸にサバイバルナイフを深く突き刺した。男性は少しずつ意識を取り戻しているようですが、依然として予断を許さぬ容体が続いています。

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 当時、車内は比較的空いていたようですが、逃げる乗客をゆっくり追いかけながら、車内にライターオイルを撒いて火をつけたようです」(同前)

 その後はこれまでも報じられているように、車内は大パニックに陥った。しかしそんなパニックを横目に服部容疑者は座席に座り、煙草を燻らせている姿を目撃されている。緊急停車した国領駅で、駆けつけた警察官に反抗することなく取り押さえられた。

車内では火災も発生 提供:木村俊介さん(@siz33)

 犯行動機について「仕事や友人関係がうまくいかず死にたかった」と服部容疑者だが、過去に一体何があったのだろうか。

 すでに「文春オンライン」の取材で、過去に働いていたマンガ喫茶で服部容疑者が『盗撮事件』を起こしていたことが判明しているが、その詳細が判明した。前回とは別のマンガ喫茶の関係者が「服部容疑者が起こした盗撮事件は、実は1度だけではない」と声を潜めて明かす。

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