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「ホルモン焼きデート報道もファンタジーみたい」原田知世が50歳を過ぎても“少女”でいられるワケ 《奇跡の女優》を生んだ戦略

「ホルモン焼きデート報道もファンタジーみたい」原田知世が50歳を過ぎても“少女”でいられるワケ 《奇跡の女優》を生んだ戦略

2021/11/19
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椎名桔平とホルモン焼きデートも「ファンタジー感」

 私生活では6月に椎名桔平とのホルモン焼きデートが報じられているが、これも普通の熱愛報道とは違った受け止められ方をしているように思う。ラフな服装でフラッとホルモン焼き屋へ行くという、なんとも生活感溢れるデートだが、この“大人カップル”の姿があまりに美しく、ドラマのワンシーンのようだった。特に原田の「ちょっと地面から浮いてる?」とも思えるような軽やかさは、街中にあっても現実感はなかった。

6月に焼肉デートが報じられた椎名桔平(椎名のインスタグラムより)

 歌も芝居も、私生活も、彼女というフィルターを通すと、どれもこれもが軽やかでファンタジー感溢れ、素敵に見えてくるから不思議である。

原田知世にしかできないスナックのママ

 そんな原田が『スナック キズツキ』で演じるママは、ある意味、かなり強烈なキャラクター。傷ついて入った店で突然マイクを渡され、ギターを構えるママに、「テキトーに合わせるから、好きにやっちゃって」「(何を歌うかは)今のあんたの気持ちだよ」などと言われたら、誰だって困惑するだろう。

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原田のインスタグラムより

 おまけに、若干強引だし、言葉遣いも「あんた、〇〇だね」「〇〇かい?」「悪いねぇ」と文字だけ見るとガサツなおばちゃんか、ちびまる子ちゃんのようなのに、それがガサツにも下品にもおふざけにもならず、遠い空から降りてくる神のお告げみたいにも聞こえる。これはまさにこの多士済々な芸能界にあって、彼女にしかできない役なのではないだろうか。

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